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Fedora20をインストールした時に最初にした設定

Last updated at Posted at 2014-06-29

ThinkPad X220iにFedora20をインストールすることにしました。
CentOS6.5からの乗り換えです。
そのときに最初に行った設定を書いておきます。

Fedora20インストール前

Fedora20のLiveUSBをliveusb-creatorを使う公式の手順で作成したのですが、起動しません。
BIOSの設定で、USBがささっているときはUSBから優先的に起動するように変更しました。
Windows7 -> CentOS6.5へ乗り換えたときはこの設定変更をした覚えがなかったので、すでにそのように設定してあると思ったのですが……。

インストール後に条件反射的に行ったこと

ソフトウェアを最新にしたかったのと、いろいろな設定ファイルだとかを高速で探せると便利なので、

  • yum update
  • updatedb

個人的に設定しないと気がすまなかったもの

キーボード設定

  • CapsLockをCtrlにする
  • トラックポイントで上下左右にスクロールできるようにする(ThinkPad限定ですね……)

をするために、/etc/X11/xorg.conf.d/に下の内容のファイルを作成しました。
ファイル名はここによれば[0-9]{2}-.*\.confにマッチする名前なら何でもいいそうです。
私は、すでに/etc/X11/xorg.conf.d/00-keyboard.confがあったのでそれに追記しました。

Section "InputClass"
    Identifier          "Keyboard Setting"
    MatchIsKeyboard     "yes"
    Option              "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
EndSection

Section "InputClass"
        Identifier      "Trackpoint Wheel Emulation"
        MatchProduct    "TPPS/2 IBM TrackPoint|DualPoint Stick|Synaptics Inc. Composite TouchPad / TrackPoint|ThinkPad USB Keyboard with TrackPoint|USB Trackpoint pointing device|Composite TouchPad / TrackPoint"
        MatchDevicePath "/dev/input/event*"
        Option          "EmulateWheel"          "true"
        Option          "EmulateWheelButton"    "2"
        Option          "Emulate3Buttons"       "false"
        Option          "XAxisMapping"          "6 7"
        Option          "YAxisMapping"          "4 5"
EndSection

CapsLockをCtrlにするのはこのページ
トラックポイントでスクロールできるようにした件についてはThinkWikiのこのページの設定をコピペで使っています。

マウス設定

設定 -> マウスとタッチパッド

  • ポインターの速度を最速に設定
  • タッチパッドをオフに設定

これでようやく落ち着いて環境設定ができるようになりました。

ホームディレクトリの中の日本語名のディレクトリを英語の名称に変更する

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

あると便利なもの

公式の手順に従ってChromiumをインストール

yum-config-manager --add-repo=http://repos.fedorapeople.org/repos/spot/chromium-stable/fedora-chromium-stable.repo
yum install chromium -y

このときCouldn't open file /etc/pki/rpm-gpg/spot.gpgというエラーが発生したので、
このページを参考に

yum install wget
wget http://repos.fedorapeople.org/repos/spot/chromium-stable/spot.gpg
mv spot.gpg /etc/pki/rpm-gpg/spot.gpg

で公開鍵をインストールして再度上記の手順でインストールしました。

それから、Weblioポップアップ英和辞典の拡張をインストールしました。
英単語にマウスオーバーしたりイディオムを選択したりするだけで日本語訳を調べられるので便利ですよ。

GNOMEの細かい設定を変える

通常の「設定」だけではなくTweak Toolを使えばさらに細かい設定を変えられます。

yum install gnome-tweak-tool

でTweak Toolをインストールしたあとに、

  • トップバーに日付を表示
  • グローバルダークテーマをONに変更(全体的にUIが黒っぽい方が作業に没入しやすい気がする)

しました。

Alt + Tabでウィンドウを切り替えられるようにする

デフォルトだとAlt + Tabで切り替わるのはアプリケーションです。
つまり1つのアプリケーション(テキストエディタでもなんでも)を複数のウィンドウで動かしているとき、そのアプリケーションの個別のウィンドウへと切り替えることができません。
ウィンドウを切り替えるショートカットは、デフォルトならSuper + Tabですが、Alt + Tabの方が慣れているので Alt + Tabで使えるようにします。

yum install gnome-shell-extension-alternate-tab

これですべてのウィンドウをAlt + Tabで切り替えられます。
現在のウィンドウをサムネイルにしたものとアイコンとの両方が一覧に表示されるのでわかりやすくて便利です。

Mozcをインストール

デフォルトで入っていたIMEが誤変換だらけでとても効率が悪かったので。

yum install -y ibus-mozc

インストールできたら、再起動して(ログアウトでもいいらしい)設定 ー> 地域と言語 で入力ソースを追加。「日本語(Mozc)」です。
Mozcのプロパティの「入力補助」タブでアルファベット、数字、いくつかの記号を半角に変換するように設定。
これで変換ミス等で全角英数が入ることを防げます。

ショートカットを設定した・覚えた

普段使うクライアントにするとショートカットを覚える気がわきますね。
設定 -> キーボード でショートカットキーを設定できます。
意図的にWindowsに似せる設定にしました。(表に出てくるSuperはWinキーです)

動作 キー
フルスクリーンモード切り替え Alt + F10
ウィンドウを最大化する Super + Up
ウィンドウを非表示にする Super + Down
ウィンドウを画面左半分に表示する Super + Left
ウィンドウを画面右半分に表示する Super + Right
画面ロック Super + L
上のワークスペースに切り替え Ctrl + Alt + Up
下のワークスペースに切り替え Ctrl + Alt + Down
ウィンドウを上のワークスペースに切り替え Ctrl + Alt + Shift + Up
ウィンドウを下のワークスペースに切り替え Ctrl + Alt + Shift + Down

便利系

yum install -y iotop
yum install -y htop

感想

PCの設定をするのは楽しいので割と好きなのですが、手動で設定していると時間がかかるので、自動化すると良さそうです。

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