ディレクトリ内のPNGファイルから一括でWebPを生成するシェルスクリプト

この記事について

とあるAndroidアプリの画像リソース削減のために、webpコマンドラインツールのcwebpコマンドを利用してPNGファイルからWebPを生成しようと思ったのですが、すでに画像が多数使われているアプリなので、1ファイルずつコマンドを打って変換するのは辛いと感じました。そこで、ディレクトリ内のPNGファイルから一括でWebPを生成するシェルスクリプトを書きました。シェルスクリプト自体初めて書いたので、拙いスクリプトかと思いますがお納めください。

動作環境

• Mac OS X (El Capitan)
• webpコマンドラインツールがインストールされている

webpコマンドラインツールがインストールされていない場合は、

$ brew install webp

でインストールしておいてください。

スクリプト

以下のスクリプトを書きました。

convert_png2webp.sh

for pngFile in *.png
do
    echo "start converting "$pngFile
    base=`basename $pngFile .png`
    cwebp $pngFile -o $base".webp" >/dev/null 2>&1
    echo "complete"
done

使い方

一括変換したいPNGが入ったディレクトリで、このスクリプトを実行してください。たとえば、"hoge.png"、"fuga.png"というPNGファイルが入っているディレクトリでこのスクリプトを実行すると、"hoge.webp"、"fuga.webp"というWebPファイルが生成されます。webp変換のオプションを利用したい場合は、適宜cwebpコマンドにオプションをつけてください。