SQL に慣れるためローカル上で実行環境を作成しようとした際に少し詰まったので、やったことをメモしておく
環境
Windows11 23H2
SQL Server2022
SQL Server Management Studio 20.2 (以降 SSMS と呼ぶ)
A5SQL 最新版(2.20.2)
それぞれの役割
SQL Server・・・Microsoft のリレーショナルデータベース管理システム
SSMS・・・SQL Server の管理・開発を行うための統合ツールで、データベースの作成、クエリ実行、バックアップなどを簡単に実行できる
A5SQL・・・多機能な SQL 開発ツールで、SQL クエリ実行や ER 図作成、データベース管理に使用する
SSMS 上でもクエリを書いたり実行したりは出来ますが、A5SQL が便利で人気も高いようなのでまとめて導入したいと思います。
1. SQL Server のインストール
- SQL Server ダウンロードページにアクセス
- 「開発者向け無料ダウンロード」の「Developer」版を選択(個人開発用)
- ダウンロードしたインストーラーを実行
- インストールの種類で「基本」を選択(簡易インストール)
- より詳細な設定が必要な場合は「カスタム」を選択
- インストール場所を確認し、「インストール」をクリック
- インストールが完了したら「閉じる」をクリック
SQL Server インストール時の注意点
- インストール完了時に表示される接続文字列をメモしておくと便利
- インストール中に設定した SA パスワードは忘れないようにメモしておく
- 基本インストールでは以下の機能がインストールされる:
- データベースエンジン
- SQL Server 管理ツール
- 接続クライアント
2. SSMS のインストール
- SSMS ダウンロードページにアクセス
- 「SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード」をクリック
- 日本語版をダウンロード(英語版をインストールすると後々日本語化設定ができない)
- ダウンロードしたインストーラーを実行
- インストール場所を確認し、「インストール」をクリック
- インストールが完了したら「閉じる」をクリック
SSMS インストール時の注意点
- インストール中に他のアプリケーションを閉じるよう求められる場合がある
- インストール完了後、Windows Update で最新の更新プログラムを適用することを推奨
- SSMS は SQL Server とは別のアプリケーションなので、別途インストールが必要
3. A5SQL のインストール
- A5SQL ダウンロードページにアクセス
- 「ダウンロード」ボタンをクリック
- 最新版(執筆時点では 2.20.2)をダウンロード
- ダウンロードしたインストーラーを実行
- インストール場所を確認し、「次へ」をクリック
- インストールが完了したら「完了」をクリック
A5SQL インストール時の注意点
- 初回起動時にライセンス確認画面が表示される(個人利用は無料)
- ODBC ドライバーが必要な場合は、追加でインストールする必要がある
- 設定のインポート/エクスポート機能を使うと、複数の環境で同じ設定を共有できる
Windows 側の設定
SQL Server を使用するためには、以下の Windows 側の設定が必要です:
-
Windows ファイアウォールの設定
- SQL Server のポート(TCP/1433)と SQL Server Browser(UDP/1434)の通信を許可する
- Windows ファイアウォールの詳細設定から、「受信の規則」に新しい規則を追加
- 「ポート」を選択し、TCP/1433 と UDP/1434 を追加
-
Windows サービスの確認
- 「サービス」アプリケーションを開く(Windows キー + R → services.msc を入力)
- 以下のサービスが実行中であることを確認:
- SQL Server (MSSQLSERVER)
- SQL Server Browser
- 自動起動に設定しておくと便利
SQL Server の設定
-
認証モードの設定
- SQL Server 構成マネージャーを開く
- 「SQL Server のサービス」→「SQL Server (MSSQLSERVER)」を右クリック →「プロパティ」
- 「セキュリティ」タブで認証モードを設定
- 開発環境では「混合モード(SQL Server 認証と Windows 認証)」を選択すると便利
-
ネットワーク設定
- SQL Server 構成マネージャーで「SQL Server ネットワークの構成」→「MSSQLSERVER のプロトコル」
- TCP/IP を有効化する
SSMS の設定
-
接続設定
- サーバー名:PC 名\SQLEXPRESS(SQL Server インストール時に設定した名前)
- 認証方法: SQL Server 認証
- ログイン: sa
- パスワード:SQL Server インストール時に設定したパスワード
-
A5SQLに接続するデータベースを作成する
- データベースを右クリック→新しいデータベース
- 名前以外は特に変えず作成
A5SQL の設定
-
接続設定
- 「ファイル」→「データベース接続設定」
- 新規接続の追加:
- 接続名:任意の名前(例:「ローカル SQL Server」)
- データベース種類:「SQL Server」を選択
- サーバー名:PC 名\SQLEXPRESS(SQL Server インストール時に設定した名前)
- 認証方法:SQL Server 認証
- ログイン: sa
- パスワード:SQL Server インストール時に設定したパスワード
- データベース名:接続するデータベース名
-
エディタ設定
- 「ツール」→「オプション」→「エディタ」
- フォント、色、インデント、タブ幅などを設定
- コード補完機能の設定
エラーが発生する場合確認すること
接続エラー
-
ポート開放の確認
- SQL Server のデフォルトポート TCP/1433
- SQL Server Browser のデフォルトポート UDP/1434
- 動的ポートを使用している場合はおそらく関係ない
-
サービスの稼働確認
- Windows のサービス画面で以下のサービスが実行中か確認:
- SQL Server (MSSQLSERVER)
- SQL Server Browser
- 停止している場合は右クリックで「開始」を選択
- Windows のサービス画面で以下のサービスが実行中か確認:
-
TCP/IP プロトコルの有効化確認
- SQL Server 構成マネージャーで「SQL Server ネットワークの構成」→「MSSQLSERVER のプロトコル」
- TCP/IP が無効になっている場合は右クリックで「有効」を選択
- 設定変更後は SQL Server サービスの再起動が必要
-
認証モードの確認
- SQL Server 認証を使用している場合、混合認証モードが有効になっているか確認
- SQL Server Management Studio でサーバーを右クリック →「プロパティ」→「セキュリティ」
- 「SQL Server と Windows 認証モード」が選択されているか確認
参考にしたサイト
自分用メモ
再度設定する時は画像を取っておく