Google Apps Script 実行時の「このアプリは Google で確認されていません」警告の対処方法
🔍 警告の意味
Google Apps Script(GAS)でスクリプトを初めて実行したときに、次のような警告メッセージが表示されることがあります:
このアプリは Google で確認されていません
アプリが、Google アカウントのプライベートな情報へのアクセスを求めています。デベロッパー(xxxx@gmail.com)と Google によって確認されるまで、このアプリを使用しないでください。
これは、「Gmail 送信」「Google Drive へのアクセス」「スプレッドシート操作」など、ユーザーの個人情報にアクセスするスクリプトを使う場合、Googleが未審査の状態では警告を出す仕様です。
✅ 安心して進めてよい条件
- このスクリプトは自分自身で作成したもの、または
- 信頼できる人が作成し、コード内容を確認済みであれば
→ 警告を無視して進んで構いません。
🛠 操作手順(手動で承認して実行)
以下の手順で「未確認アプリ」でも自分のアカウントで実行できるようになります。
1. スクリプトを実行する(例:executeAutoProcess()
)
Apps Script のエディタで関数を選択し、「▶実行」ボタンを押します。
2. 「このアプリは Google で確認されていません」という警告画面が表示される
そのまま以下の手順で進みます:
3. 左下の「詳細」をクリック
4. 「(安全ではないページ)に移動」をクリック
5. アカウントの権限リストが表示されるので「許可」する
スクリプトが使用する機能(Gmail、Drive、スプレッドシートなど)の権限が表示されます。内容を確認し、**「許可」**をクリックすれば実行が開始されます。
📌 ワンポイント補足:この警告はなぜ出る?
- Googleでは、OAuth(認証)の安全性を確保するために、他人の情報にアクセスするようなスクリプトは原則「審査済み」であるべきとしています。
- しかし、個人または社内利用のスクリプトには審査不要なので、自己責任で許可する流れが用意されています。
✏ Qiita向けまとめテンプレ
# 【GAS】「このアプリは Google で確認されていません」の対処法
## ⚠ なぜ出るのか?
Google Apps Script で Gmail や Drive を操作する際、最初の実行時に警告が出ることがあります。
## ✅ 自作スクリプトであれば安心して進めてOK
## 🔧 操作手順
1. スクリプトを実行(▶ボタン)
2. 「このアプリは~」と出たら「詳細」をクリック
3. 「(安全ではないページ)に移動」をクリック
4. 権限リストが表示される → 「許可」
## 🔐 注意点
- 他人のスクリプトを安易に許可しない
- 内容を確認してから進める