Node.jsの入門学習を始めるにあたり、「Windowsでのインストール方法がわからない」「コマンドが動かない」といった壁にぶつかる方は多いです。本記事では、Node.jsをWindowsにインストールし、簡単なHTTPサーバーを作って動かすまでの手順を、初心者向けに丁寧に解説します。
1. Node.jsのインストール(Windows編)
ステップ1:公式サイトへアクセス
以下のURLからNode.jsの公式ページにアクセスします。
https://nodejs.org/ja
ステップ2:インストーラーをダウンロード
LTS(推奨版)を選び、「Windows Installer(.msi)」をクリックしてダウンロードします。
例:node-v20.x.x-x64.msi
ステップ3:インストール
ダウンロードした .msi
ファイルをダブルクリックして起動。すべてデフォルト設定のまま「Next」 → 「Install」で進めます。
インストールが完了したら「Finish」で閉じてOKです。
2. Node.jsが正しくインストールされたか確認
コマンドプロンプトを開く
Windowsキー + R → 「cmd」と入力してEnter。
以下のコマンドを実行:
node -v
バージョン番号(例:v20.10.0
)が表示されればインストール成功です。
3. JavaScriptファイル(index.js)を作成
フォルダを作成
C:\node-app
など、任意の作業用フォルダを作成します。
index.jsを作成
以下のコードをコピーして、index.js
というファイル名で保存します。
const http = require('http');
const server = http.createServer((req, res) => {
res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
res.end('Hello, Node.js!');
});
server.listen(3000, () => {
console.log('サーバーが http://localhost:3000 で起動しました');
});
4. サーバーの実行方法
コマンドプロンプトで移動
作成したフォルダに移動します。
cd C:\node-app
サーバーを起動
node index.js
以下のメッセージが表示されます:
サーバーが http://localhost:3000 で起動しました
ブラウザで確認
Google ChromeやEdgeで以下のURLにアクセス:
http://localhost:3000
画面に「Hello, Node.js!」と表示されれば成功です。
補足:PowerShellでも大丈夫?
コマンドプロンプト(cmd)でもPowerShellでもどちらでもOKです。
初心者の方は、動作がわかりやすい コマンドプロンプト(cmd)推奨です。
まとめ
- Node.jsのインストールは公式サイトからLTS版の.msiを使えば簡単
- JavaScriptファイル(index.js)は好きなフォルダに保存してOK
- コマンドプロンプトで
cd
移動 →node ファイル名
で実行 - ブラウザで
localhost:3000
にアクセスすれば結果が見られる
参考リンク
- Node.js公式: https://nodejs.org/ja
- Visual Studio Code(おすすめエディタ): https://code.visualstudio.com/