概要
すでにプラグイン追加済みのプロジェクトを別の環境にインストールしようと思ったところ、外部ライブラリ・プラグインをうまくインストールすることができなかったので、インストールできる方法を考えてみました。
プラグインなしの作業手順
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composer install
を実行
composer install
プラグインありの作業手順
EC-CUBE4.0.1の例
1. 外部ライブラリの準備
wget https://raw.githubusercontent.com/EC-CUBE/ec-cube/4.0.1/composer.json -O composer-core-4-0-1.json
wget https://raw.githubusercontent.com/EC-CUBE/ec-cube/4.0.1/composer.lock -O composer-core-4-0-1.lock
COMPOSER=composer-core-4-0-1.json composer install --no-scripts
※ composer.json
には、追加プラグインの情報やEC-CUBEのプライベートリポジトリの情報が含まれているので、通常の composer install
ではインストールできません。
2. EC-CUBEインストラーの実行
3. マイグレーションの実行
bin/console doctrine:migrations:migrate
※この時点では、プラグインが適用されていない状態のEC-CUBE4が動きます
4. EC-CUBEブラグインのダウンロード
# EC-CUBEプラグインのダウンロード
bin/console eccube:composer:install
# Autoloaderの生成
composer install
5. EC-CUBEプラグインの有効化
# 独自プラグインの場合
bin/console eccube:plugin:install --code=プラグインコード
bin/console eccube:plugin:enable --code=プラグインコード
# オーナーストアプラグインの場合
bin/console eccube:plugin:enable --code=プラグインコード
composer.json の情報を別の環境に反映
以下のコマンドで適用する。
bin/console eccube:composer:require-already-installed
外部ライブラリを使っている場合には個別に再度反映する
composer require psr/http-message