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2023年11月版のSteamDeckのDualOSの方法

Last updated at Posted at 2023-11-24

ことの発端

冬コミの展示物用にstemdeckのSSD交換を行おうとしてOSをデュアルブートにしようとしたら
古い情報だといろいろつんだので、備忘録とする
まるっとはぶけるところは省く、必要なところは記載します。
ついでにSteamOSのデスクトップモードも日本語化してしまいましょう

多分2023年11月末日にやったので、2023年はこれでいいんじゃないかしら。

対象

クローンをせずSSD入れ替えた、または入れ直したいSteamdeck

用意するもの

steamdeckと充電器
USB-Cハブ(できれば充電もできるやつ)
USBキーボードとマウス
USBメモリ(16GB*2)

それぞれのメディアににSteamOSとWIndows10、11のインストーラを置いておくこと、
windows10のインストーラーにはsteamのドライバ類も入れておく。
入れ方は探せばいくらでもあるので説明は省略

1.SteamDeckのOSインストール

steamにSteamdeckのリカバリメディアをセットして、音量のマイナスを押しながら電源ボタンを押す、マイナスはおしたまま選択メニューが出るのを待つ。
でたらUSBメモリを選択する

しばらく待つとsteamOSが起動するので、デスクトップにある
「Reimage Steam Deck」を開く。
警告がでるので「Proceed」を選択。
USBメモリの内容でSSD内が初期化されて展開される。
(増えた容量のあまりはすべて/homeで増える)

終わった旨がでるので、再起動を行い、SteamOSの設定を行う。

2.SSDの容量変更

BTRFSへの変更はとくに必要ないので、そのままパーティションサイズを変更します。
/homeをマウントした状態ではパーティションサイズは変えられないので、もう一度リカバリメディアのSteamOSを実行します。

ここで再度SteamOSを終了して、1と同じ手順でリカバリ用SteamOSを起動する。
左下のメニューからKDE partition managerを起動する。
起動したら一番下の「/home」を右クリックして「Resize/Move」をクリック。

数値をいじってWindows用のサイズを切り出す(250GB以上が望ましい)

次に空き容量が一番下にできるので、選択して右クリックして、「New」を選択、ファイルシステムをNTFSにして
最大容量を割りふる(特に指定しない限り最大容量が割り当てられる)

左上のapplyをクリックして、容量変更のメッセージがでるので「Apply Pending Operations」で実行する。

3.Windowsのインストール

よそのページを参考にインストールしてください。
Windowsのインストールに特に違いはありません。

以後ブートマネージャを入れるまで優先されるのはwindowsなので、steamOSを指定する場合は
マイナスを押しながら電源をいれて、SteamOSを選択すること!

SteamOSの設定等

過去記事にかいたけど・・

sshの有効化

steamdeck側

1.SteamDeckが起動したら、STEAMボタン>電源>デスクトップでモードをデスクトップに切り替えます。
2.左下のマークからSystemを開きKonsoleを開きます。
3.terminalが起動するので以下のコマンドを実施してパスワードの設定をしてください。(すでに設定している場合はこの項目を飛ばす)

passwd

4.続いて以下を実施、sshを有効にします。

sudo systemctl start sshd
sudo systemctl enable sshd

日本語ロケールの設定

日本語化やマニュアルいらないならここはすっ飛ばして可

1.ターミナルで以下のコマンドを実施
途中のパッケージ追加管理はよしなに対応すること

sudo steamos-readonly disable
sudo pacman-key --init
sudo pacman-key --populate
sudo pacman-key --refresh-keys
(ここで数分まつ)
sudo pacman -S glibc
sudo sed -i "s%#ja_JP.UTF-8 UTF-8%ja_JP.UTF-8 UTF-8%" /etc/locale.gen
sudo locale-gen
sudo pacman -S ki18n
#プラズマインストール、その他パッケージの再インストール
sudo pacman -S plasma
sudo pacman -Qqn | sudo pacman -S -
#日本語マニュアルインストール(ひょっとしたらだめかも)
(OSDNが変なので取り消した)
sudo steamos-readonly enable

2.再起動してデスクトプモードに移動したら、Regional SettingsからLanguageを日本を選択して、一番上に移動して再起動する(これでデスクトップモードは日本語になる)

一部参考
https://ijikuru.com/steamdeck-desktop-mode-in-japanese/

SteamDeck-fEFIndのインストール

最新のSteamOS付属の
efibootmgrがバグもちなので、windowsエントリが無効化できない、後述の手順をwindowsにしこむことで回避

1.steamOSを起動して、konsoleを起動、以下を実施

cd $HOME && rm -rf $HOME/SteamDeck_rEFInd/ && git clone https://github.com/jlobue10/SteamDeck_rEFInd && cd SteamDeck_rEFInd && chmod +x install-GUI.sh && ./install-GUI.sh

GUIモードでインストールされる。(設定は特にいじらなくてもOK

2.Windowsを起動してSteamDeck_rEFIndをダウンロードして展開する
https://github.com/jlobue10/SteamDeck_rEFInd/releases
展開した中にある、Windows/Install rEFInd/Setup_rEFInd_Windows_RunAsAdmin.batを管理者権限で実行する

これにより毎回windowsを最優先にしようとするのをタスクで制御する。
また時間のずれをSteamOSの方式に合わす。

あとはHandheld Companion等をいれればOK。

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