はじめに
初めまして、現在エンジニアをしながら起業をしてサービスを開発中の橋田至です。
私は今Swappyという同人誌のフリマサイトを開発中です。
そして、応用情報技術者試験に合格することができました!
勉強期間は3ヶ月。
一発で合格することができました。(ギリギリ)
この記事では
- 私が合格できた方法
- おすすめする選択問題
- マインド
などを解説していきます。
応用情報技術者試験とは
ワンランク上の技術者試験です。
午前と午後に問題が分かれており、それぞれ60点が合格基準点です。
今年は合格率は23%とのことでした。
資格としては少し高めの難易度だと思います。
自身の経歴
- 文系4大卒
- 異業種からエンジニアに転職して2年
- ITパスポート、基本情報合格済み
そんなに頭がいい方ではありません。
基本情報は一発合格しましたが、ITパスポートは3回落ちて、4回目でようやく合格しました。
なぜ受験しようと思ったか
文系卒ということもあり、CSの知識が少ないと感じること。
以前転職活動をしていた際に「橋田さんは簡単な資格ばっかり取得していますが、それ止まりなのでしょうか?」と言われたことがきっかけです。
応用情報を取得していれば一定の安心感もあると思うので、安心してこれからプログラミングの技術向上に集中することができます。
学習方法
私はコンスタントに勉強時間を確保することを目標に置きました。
3ヶ月前から何があっても必ず平日1日1時間、土日3時間勉強する時間をとり、その時間は毎日カフェに行って勉強しました。
3ヶ月の間ずっと一定時間をブロックするのは想像以上に大変ですが、慣れてしまえばそれが当たり前になります。
短期集中型でやってもなかなかうまくいかないタイプなので、少し前から少しづつ勉強するというスタイルは定着率もよく素晴らしい勉強法だと思っています。
学習書籍
私はこれらの四冊を使用しました。
キタミ式はイラストが多く、わかりやすく丁寧に解説があるのでとてもおすすめです!
私は全体像を掴むために、まずはキタミ式を2週しました。
キタミ式だけでは知識が足りないので、より詳しく解説が載っている応用情報技術者合格教本を購入しました。
こちらを一周してより深い知識を得ました。
しかし、ほぼ文字だけでイラストがあんまり載っていないので少しわかりづらいところもありました。
これは少し上級者向けですね。
体系的な知識をサクッとつけたので、次は問題集に着手しました。
まずは午前の問題で過去問で80%取れるように午前の問題集を購入しこちらを1週やりました。
また、過去問道場で過去7回分の午前問題を解きました。
これでかなり自信がつきました。
ある程度自信のある方は過去問を解いていくだけでも合格できるかもしれません。
午前の問題が安定してきた段階で午後問題対策を行いました。
こちらは午後問題を詳しく解説しているのでとてもおすすめです。
こちらの書籍と過去問道場で問題を解きました。
午後問題は一問解くのにすごく時間がかかるので、なかなか辛かったですが、なんとか1日3問ほど解いていきました。
午後の選択
午後問題は選択式です。
選択は4分野だが、6分野押さえておくのが良いと思います。
今回私は
- プログラミング
- データベース
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発
を選択しました。
セキュリティ
これは必須
プログラミング
おすすめ。業務でプログラミングなどしてたら簡単です。
私はAtCoderなども多少触っていたので、オーダー記法の問題なども回答することができました。
データベース
おすすめ。SQL文さえ理解すれば安定して得点できます。
今回は問題文に答えが書いてあるような問題でした。
ゆっくり時間をかけて問題文を読み解けば回答できるような問題が多いと思います。
組み込みシステム
おすすめ。こちらは個人的にはプログラミングとほぼ同じような知識で解けると思ってます。
ただの計算問題です。
お勧めしない
システムアーキテクチャ〇
おすすめはしないが、過去問解いた感じはそこまで難しくないと感じた。
こちらを選択するのもありかも
ネットワーク×
ネットワークを勉強すれば必須の情報セキュリティの知識も得られるのでいいかと思ったが、難しすぎた。
ネスペとか今後受ける予定ではない人はわざわざこれを選択しなくていいと思いました。
経営戦略△
一応勉強したが、あんまりおすすめしません。
簿記の知識とかあればいいかも
システム開発技術△
知識だけ覚えたら解けるが、覚えるのが大変でした
プロジェクトマネジメント×
PMの経験がないのでほぼ暗記になってしまったため、なかなか解けませんでした。
受験前日に準備すること
- 受験票
- 筆記用具(定規の持ち込みありです!DBの問題など、定規があった方がはるかにミスが減る問題があるため、絶対に定規を持っていくべき!)
- スマホ
- 財布
- 腕時計(会場に時計ないので絶対に必要)
あと受験票に貼る証明写真は剥がれる可能性もあるので、予備の写真を持っていくと良いと思いました。
最後に
資格試験に合格するためには結局心折れないことが全てだと感じます。
応用情報は何回でも受けられます。そのため結論諦めずに受け続けたらいつか必ず合格します。
みんな合格する前に辞めているだけです。
そのモチベを保つために一番重要なことは長期的な目線を持って努力することだと感じます。
私は基本情報は1年かけて合格しました。
応用情報も一年かけるつもりで勉強を始めて、今回は落ちること前提で半年後の受験が本番だと捉えていました。
今回合格できたのは幸運ですが、私は落ちても何回でも受けて結局いつかは合格していたと思うので皆さんもそのようなマインドで資格試験を受けることがおすすめなのではないかなあと感じます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。