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GoogleCloudでできる環境問題対策 - 脱炭素のススメ -

Last updated at Posted at 2021-12-18

#はじめに

はじめまして、SE1年目のりんご娘(仮名)です。温かい目で読んでいただけたら幸いです。
また、本記事はNI+C Advent Calendar 2021の19日目として執筆したものです。
よろしければ合わせてご覧ください。

#脱炭素とは?
脱炭素、という言葉を耳にしたことがない方はいないのではないでしょうか。
脱炭素問題は昨今特に話題になっている環境問題の1つであり、地球温暖化に貢献してしまう二酸化炭素等の温室効果ガスの排出をなくそう、という世界的な取り組みです。
日本でも政府によって2050年に温室効果ガス排出を実質ゼロにする目標が掲げられています。
これに伴い民間企業や自治体もさまざまな取組みを進めています。

#クラウド化で実現できる脱炭素
では、ITの観点で脱炭素化に貢献できることはないでしょうか?
もちろんあります。
本記事で紹介する方法は、クラウドサービスの活用です。

クラウドサービス利用によって脱炭素化が叶うポイントは大きく分けて3点です。

  1. 必要な時に必要なリソースを使用できる
  2. データセンターの電源使用効率が非常によい
  3. クリーンな電力を使用

今回はサク読みしていただくために詳細は割愛いたしますが、詳しくはNI+C Technical Blog あなたの「脱炭素」、クラウドで実践してみませんかに記載してるのでぜひご一読ください!

#脱炭素化にGoogle Cloudがおすすめな理由
Googleは他の代表的なIT企業と比較しても、環境問題対策に積極的です。
例えばGoogleでは2017年以降、電力の100%を再生可能エネルギーでまかなっています。
世界中で使われているサービスがクリーンな電力によって動いているなんてすごいですよね。
(参考:100% 再生可能エネルギーを 4 年連続で達成)

また、Google Cloudの大規模データセンターはGoogle得意の機械学習により、2021年にPUE=1.1を達成しており、PUEのさらなる改善が図られています。
PUEとはデータセンターの電力効率を示す指標です。国内のデータセンターのPUE平均=1.7に比較しても小さい値であり、電力効率の良さが示されています。

さらに実際にGoogle Cloudでプロジェクトを管理する際にも、脱炭素を意識した選択ができます。
Google Cloud Region Pickerというサービスでは、「CO₂排出」、「コスト」、「ネットワークレイテンシ」の3つの指標を選択することで、プロジェクト作成時に最適なリージョンを表示してくれます。
Google Cloud Region Picker.png

#おわりに
いかがだったでしょうか。簡単にではありますが、Google Cloudで脱炭素化に貢献できるということをご紹介させていただきました。
オンプレミス環境からクラウドサービスに移行すると物理的にモノを減らして炭素を削減できるだけでなく、日々の使用エネルギーの観点からも脱炭素を実現できます。そんなクラウドサービスの中でもGoogle Cloudは優秀であり、日々アップデートされています。
ぜひGoogle Cloudを導入し企業としての脱炭素化をスタート、加速させてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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