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Flutter の iOS をターゲットにしたビルドで Xcode で起きていたエラーと対策

Last updated at Posted at 2024-01-15

Flutter の iOS をターゲットにしたビルドで Xcode に関係するエラーが起きていて理由も対策もわからなかった。

Failed to build iOS app
Error (Xcode): Sandbox: rsync.samba(87976) deny(1) file-write-create /Users/.../.../.../.../build/ios/Release-iphoneos/Flutter.framework

Error (Xcode): Sandbox: dart(87954) deny(1) file-write-create /Users/.../.../.../.../build/ios/Release-iphoneos/.last_build_id

Error (Xcode): Flutter failed to write to a file at "/Users/.../.../.../.../build/ios/Release-iphoneos/.last_build_id".

以上のような感じ。それこそ chtGPT にきいてもわからない。
メッセージで書き込めない、ということがわかるだけ。

ちなみに、コンソールから
touch /Users/.../.../.../.../build/ios/Release-iphoneos/.last_build_id
とか 
mkdir /Users/.../.../.../.../build/ios/Release-iphoneos/Flutter.framework 
とかはできる。

google で 
flutter build ios Error (Xcode): Sandbox: rsync.samba(87976) deny(1) file-write-create build/ios/Release-iphoneos/Flutter.framework 
で検索してみると、まずは日本語の記事がみつかった。

つまり、プロジェクトの中の ios/Runner.xcworkspace または Runner.xcodeproj を Xcode で開いて
 中央のペインでなにもタブが開いていなかったら
 No selection とあるはずなのでそれをクリックして Runner になったところで再びクリック
 そして Runner の Project と Targets が開くようにする。
 Targets としての Runner が選択されているはずだが
選ばれていなければ Target としての Runner をクリック
同じ中央のペインの上部の3行めメニューの中から Build Settings をクリック
4行めのフィルタに sandbox と入れると多くの項目がしぼりこまれてその結果から
Build Options の User Script Sandboxing を見つけ出す。
その設定値が Yes になっているはずだがこれを No にする。

これでうまくいった。
この設定はXcodeの側としてSandboxingするかどうか(つまり他には触らせないか)
という意味らしい。Flutterのbuild側から書き換えを許すということは、Xcodeの
Sandboxではなくなるので、No とでもいうことなのだろう。しらんけど。

Xcodeの15になってからこれの初期値がYesになったという。
それ以前は No だったので気が付かなかったというわけ。

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