はじめに
この記事はぷりぷりあぷりけーしょんず Advent Calendar 2019の1日目の記事です。
ぷりぷりあぷりけーしょんず(以下PPAP)は株式会社ラクスパートナーズで活動しているエンジニアによるエンジニアのための技術系サークルです。
メンバーはエンジニア歴1年目〜5年目くらいの若手エンジニアでWebアプリ、インフラ、クラウド、MLと幅広いエンジニアが所属しています。
正社員派遣エンジニアとして働いている性質上、自社のエンジニアとの交流が少ないためキャリアプランを考えるのが難しかったり、中にはスキルアップのモチベーションが続かなかったりする人もいます。
そのような環境の中でサークル活動を通してエンジニア同士が繋がりを持つことで、
技術トレンドの共有やキャリアビジョンを相談し合うことでより良いエンジニアライフを送るため、様々な活動を行なっています。
この記事ではサークルとしてどのような活動を行なっているかの紹介をしていきます。
また、この記事からエンジニア派遣を行う企業で課題となりやすい社内のエンジニア同士のコミュニケーションの難しさや、自社への帰属意識の維持の難しさへの解決の糸口になれば幸いです。
活動内容
ぷりもく会
所謂もくもく会です。自社のカフェスペースに帰社しそれぞれの好きな学習、開発に取り組んでいます。
業務後ということでなかなか時間は取れませんが、活動の最後には今日自分が何に取り組んだかの小さなアウトプットを行う、というルールがあります。が、なかなかうまく実施された実績は少なく、ブラッシュアップ要素の多い活動です。
ぷりばっしゅ
一般的に言うビアバッシュは社内の公式イベントとしても行われているのですがエンジニア歴・部署を跨いだLTと言うこともありターゲット層が曖昧で、実際のところ集まりが悪くなりがちです。
そこでサークル活動では規模を小さく、テーマも「技術編」「サービス編」に絞り、サークル内だけで周知することで技術に関心が高いエンジニアが集まりやすくなります。
また社内でのビアバッシュでは発表者が一方的に発表して終わりがちになるのに対し、サークルという閉じた空間で行うことによってインタラクティブなLTになりやすく、参加者全員のキャッチアップに繋がります。
ぷり合宿
年に2回、夏と冬に開発合宿に行っています。
開発合宿ではテーマをもとにハッカソンを行うのが主な目的です。
ちなみに今年テーマとして取り扱ったのは冬は「Slack APIを使ったオモシロイもの」、夏は「AWS Lambdaを使ったオモシロイもの」でした。
合宿の詳細記事はこのアドベントカレンダーで紹介する予定です。
Slackの活用
timesチャンネル
Slackにサークルメンバー個々人のtimesチャンネルを採用しています。
自身の学習のアウトプットや、技術ニュースのピックアップ、また派遣先のプロジェクトでハマっている箇所を知見のありそうな人に投げかけてみたりと様々な用途で使われています。
小さなアウトプットを続けることによってスキルが身につきやすく、自社のエンジニアが学習しているのが目に見えるため他のエンジニアのスキルアップのモチベーション維持にも繋がっています。
Qiitaの人気記事をピックアップ
今年の冬合宿であるチームが開発したQiitaの人気記事TOP3を1日3回流すチャンネルがあります。
自身からでは追いにくい技術トピックが日々流れてくることによってモダンな技術のキャッチアップに繋がります。
SREチーム
現在サークルのメンバーは35人ほど。活動の内容も増えてくれば運営していくコストも高くなり、個々人での活動はあれど全体としての活動が疎かになりがちです。
そこで活動改善チームとして有志でSREチームを発足しています。
サークル活動として自動化できる箇所を自動化していき、トイル撲滅を目的としています。
終わりに
サークルの活動としては以上がメインな活動となります。
今回取り上げた活動以外にもメンバー間でアプリを作っていたり、筋トレしたり、ゲームしたりとサークルを通していろんな形で繋がっていたりしています。
エンジニア派遣の会社ではエンジニアのサポート体制をとっていても中々手の届かない箇所があると思いますが、エンジニア同士だからこそサポートし合える箇所が多くあり、自身の健康的なエンジニアライフを守るために今ではサークル活動は欠かせないものとなっています。
明日は@siminori0612さんの記事になります!