- 環境を知る:OODAループ
- ニーズを知る:デザイン思考
- 市場検証:リーンスタートアップ
- 製品(サービス)改善:PDCAサイクル
PDCA
Wikipediaにある通り、もともと品質管理に用いられていた。既存製品の改善など、ゴールが決まっていてそこにどう品質を近づけられるかというようなシチュエーションで用いる。
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Plan(計画)
- 従来の実績と予測に基づいたブレインストーミングを行い、得たアイデアを取り入れた計画を策定する
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Do(実行)
- 計画に沿って業務を行う
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Check(評価)
- 業務の実施・成果が計画・目標に沿っているかどうかを評価する
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Act(改善)
- 実施が計画に沿っていない部分を調べて対策をする
和書は多数出ており、略。
OODAループ
Wikipediaにある通り、元々は航空戦に臨むパイロットの意思決定を対象と開発された。
不確実性が高く、迅速な反応が求められる環境や、競合との差別化が重要なシチュエーションで用いられる。
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Observe(観察)
- 意思決定者自身が直面する、自分以外の外部状況に関する「生のデータ」 (Raw data) の収集を意味する
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Orient(情勢への適応)
- 「データ」と「インフォメーション」、「インテリジェンス」の関連性
- 「情勢への適応」あるいは状況判断と訳される。「観察」段階で収集した「生のデータ」をもとに情勢を認識し、「価値判断を含んだインフォメーション」として生成する段階である
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Decide(意思決定)
- 「情勢への適応」段階で判断された情勢をもとに、行動として具体化するための方策・手段を選択し、場合によっては方針・計画を策定する段階である
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Act(行動)
- 「意思決定」段階で採択された方針に基づいて、指揮官の意図・命令を踏まえて、実際の行動に移る
リーンスタートアップ
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Build(構築)
- ある想定された顧客がある新規サービス、製品を必要としていると仮説を立て、新規事業のアイデアを練る
- 続いて、上記のアイデアを元にした製品をなるべくコストをかけずに開発する。この時に開発されるサービス、製品、試作品をMVP(Minimum viable product)、実用最小限の製品と呼ぶ
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Measure(計測)
- 上記で作成したMVPをアーリーアダプター(英語: Early Adopters、初期採用者)と呼ばれる流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断するような人々に提供して、その反応を見る
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Learn(学習)
- アーリーアダプターの反応、意見からMVPを改良して顧客に受け入れられるものにする
デザイン思考
デザイン思考、デザインシンキングを知ろうとすると戸惑う。あれ言っていることが違うぞ。
実は決まった、これ、というものはないらしい。
三大流派として
- IDEO
- 意味のイノベーション
- スペキュラティブ・デザイン
がある。
IDEO・d.school
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IDEO
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ビジネス実践を重視
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特定のフレームワークはなく、Inspiration(着想)・Ideation(発案)・Implementation(実現)を重視
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d.school
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IDEOの考え方ですが、教育面を重視
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5段階のステップ
- Empathize(共感)、Define(定義)、Ideate(発想)」、Prototype(プロトタイプ)、Test(テスト)
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意味のイノベーション
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意味のデザインでIDEO方式を補完するもの
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『突破するデザイン』(記事著者未読)
スペキュラティブ・デザイン
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アート寄り。意味のイノベーションはIDEOを補完するものですが、こちらは全部逆
ひとまずIDEOの考え方を本書で知るといいですよ
- 富士通デザイン思考テキスト
そしてエフェクチュエーションがある!