3行で言うと
- GoogleアプリでDiscover(おすすめコンテンツを出す機能)が提供されているよ
- GoooleサーチコンソールでもDiscover流入の数値がとれるようになったよ
- 実際に取り上げられると効果は少なからずあるよ
Google Discoverとは
- Googleアプリに表示されるおすすめコンテンツ
- 2016年にリリースされた「GoogleFeed」の後継
- 2018年10月に「Discover」としてリリースされた (日本語対応はそのちょっと後)
ユーザーの閲覧履歴やGoogle関連サービスの利用内容、フォローしているコンテンツなどをもとにしておすすめコンテンツを表示するそうで、ユーザーが関心を持ちそうであれば、古いコンテンツでも出るそうです。
表示コンテンツは動画、スポーツの結果、エンターテイメントの最新情報、株価、イベントの情報(著名な賞の授賞候補者や、予定されている音楽祭のラインナップなど)など様々なジャンルとなっています。
先月に一気見したジョジョやヒカ碁絡みの掲示板がTopに出ました。
(アニメをyoutubeで観てました)
表示方法
最近の"検索をしない"トレンド?
従来は、欲しかった情報を見つける際、その都度、検索サイトでキーワードを入力して情報を探していたわけだが、「情報引き寄せ」とは、わざわざ検索をしなくても、自然と情報が集まるようにすることを意味する。
スマホ・ネイティブの中に、いま増えているのがアルゴリズムをうまく利用し、自分にとって興味のある情報の最新が常に更新されて自然と表示されるようにする情報収集の知恵であるという。
最近の10~20代は欲しい情報を都度、検索しない。若年層の中で流行っている情報収集術とは?
アルゴリズムを逆手にとって、欲しい情報しか出さない様にする。
末恐ろしい・・・
Discoverで自社コンテンツが取り上げられると?
ブロガーの間では"Google砲"と言われているらしい
[Google砲(グーグル砲)とは?2種類のGoogle砲を解説]
(https://moto-neta.com/it/google-bazooka/)
サーチコンソールでも数値が確認できる
2019年4月
検索パフォーマンス > Discover
よりDiscoverからの流入結果が見られる様になりました。
- discoverが提供開始されたのは10月ごろ
- 自社サイトでは3月20日付近から取り上げられ始めた
- 約3ヶ月で100以上のコンテンツが表示された
表示回数に波があるのは1ページ目にでるか / 表示期間の影響など?
まだ詳細情報がでない仕様のため不明です。
表示のされかた
ページタイトル、本文、サイト名、リリース(●時間前/●日前)
画像(大きい場合、小さい場合あり)
表示コンテンツ評価も可能 ⇨ 最適化に活用していると思われる
推奨仕様
Discover 用にコンテンツを最適化する
Discover のコンテンツは、アルゴリズムを使って、ユーザーが関心を持つ可能性が高い順にランク付けされます。コンテンツのランキングは、記事の内容とユーザーの興味や関心がどの程度一致するかに基づいて決定されます。そのため、ページのランキングを上げるには、ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿することが唯一の方法となります。
Discover に表示するための特別なタグや構造化データは必要ありません。Google にインデックス登録されており、Google ニュースのコンテンツ ポリシーを満たしていれば、ページは対象になります。特別なタグや構造化データは必要ありません。コンテンツの品質に加え、ページの内容とユーザーの興味や関心がどの程度一致するかがアルゴリズムによって判断され、Discover コンテンツがランク付けされます。
Discover コンテンツのランキングとパフォーマンスを向上させるには、(1)ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿し、(2)コンテンツに高画質の画像を使用することをおすすめします。Discover カードにサムネイル画像ではなく、大きな画像が表示されると、サイトのクリック率が 5%、ページの閲覧時間が 3%、ユーザー満足度が 3% 向上することが確認されています。
Discover で大きな画像を表示できるようにする
高画質でサイズの大きい画像(幅が 1,200 ピクセル以上)を使用してください。
この高画質の画像をユーザーに表示する権利が Google にあることを保証してください(AMP を使用するか、または、こちらのフォームに記入して、Google のオプトイン プログラムへの参加を申し込む必要があります)。
取り上げられるための工夫
まだ情報が少ないので、あくまで個人的な予想です。
表示されている大まかなメディア区分
1: ニュース系 (日経、Yahooニュース、PRタイムスなど)
2: 情報系総合(アサ芸プラス、ロケットニュースなど)
3: 情報系専門(ナタリー、ギスモードジャパン、Qiitaなど)
4: 利用頻度高サイト(youtube、まとめサイトなど)
5: 閲覧者増加サイト(注目されているサイト●●)
1~3 は昨日〜今日リリースされている情報が多い。
4は1週間前とかでも出ている
5は傾向わからず
理想としてはリリースした情報を1~3に提供する動きや、
5になるようにHotな話題をリアルタイムに表示宣伝する仕組みを作れるとGood!
そもそも取り組むことって重要なの?問題🤔
2019年6月時点のデータを見る限り、
流入があった日でもセッション数は全体比でかなり小さいのが現状です。
(discover掲載があったから流入が増加する、レベルではない)
ただSEO対策のみだとニーズが顕在している層
へのアプローチ色が強いので、
新規流入・認知度UPとして、Discoverへのピックアップを意識することは有用だと感じました。
参考:
Google Discover(公式)
GoogleHelp - Discover を使用して、興味のあるトピックの最新情報を受け取る
2019年注目のサービス「Google Discover」 仕組み、SEOへの影響、最適化手法