「12 Days of OpenAI」Day 11 では、Mac用ChatGPTアプリ(Windows版は後日対応)の新機能が大幅に拡充。
もはやテキストをコピー&ペーストするだけの存在ではなく、ChatGPTが他のアプリ(IDE・ノート・ターミナルなど)と連携して、あなたのコードや文書を直接編集・分析・提案してくれます。
この記事はChatGPT Advent Calendar 2024の5日目です(空いていたので書いてみました)今年は「12 Days of OpenAI」ということで毎日発表がありましたが、その内容を復習しながらまとめます
今日のアップデート一覧
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Macデスクトップアプリがアプリ連携に対応
- 各アプリの画面内容やテキストをChatGPTが読み取る(ユーザーが選択した部分のみ)
- ChatGPTとのやり取りで生成したコマンドやコードを、そのまま該当アプリに貼り付け可能。
- ショートカット(Option + Spaceなど)で瞬時にChatGPT呼び出し → 連携アプリを選択するだけで使える。
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対応アプリが多数拡大
- ターミナル(Warpなど)、IDE(Xcode, VS Code, JetBrains系, MATLABなど)、テキストエディタ(TextMate, BBEditなど)
- ノートアプリ(Apple Notes, Notion, Quipなど)にも対応。
- 例: NotionドキュメントをChatGPTに直接読ませてリライト案を作ってもらう。
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音声モード(Advanced Voice)の導入
- デスクトップアプリ上で音声入力・会話が可能に。
- たとえばXcodeのコードを見ながら「ここのバグを直して」と音声で指示できる。
- サンタモードや他のボイスキャラとも連携、クリスマスコンサートのセットリストを修正するデモなども披露。
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例: ターミナル連携
- Gitのコミット履歴をChatGPTが自動でコマンド生成 → 実行結果をさらにグラフ化 → プレビュー表示…といったフローがスムーズに。
- 「コピー&ペースト」手間が大幅減、ChatGPTがコンソールの出力を直接解析してくれる。
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例: IDE連携(Xcode の場合)
- Swiftコードの編集中に「コード修正案を出して → コピペで貼り付け → 実行」までのサイクルが即時完結。
- ChatGPTがローカルのコード内容を把握しているので、正確な補助が可能。
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例: ノートアプリ連携
- NotionやApple Notesに書きかけの文章をChatGPTに見せ、内容を増補・リライトしてもらう。
- 既存のドキュメント全体の文体に合わせた統一感ある文章生成もお手の物。
安全・プライバシー面のポイント
- ChatGPTが他のアプリの画面を勝手に読むことはない。
- 明示的に「このアプリと連携する」と選択するか、ショートカットで起動したときに最前面アプリを読み取る場合のみ。
- 選択範囲やウィンドウ内のテキストだけがChatGPTに送信される形で、常時監視はされない。
リリース状況
- Mac向けデスクトップアプリ: Day 11 発表時点で既にアップデート配信中(最新バージョンへの更新要)。
- Windows版: 今後対応予定(具体的スケジュールは未定だが「間もなく」とのこと)。
今後の展望
- ChatGPTが自動化や操作代行を広範に担うエージェント化が進む見込み。
- デスクトップアプリとして動作する利点を生かし、ファイル操作や画面操作などの支援も拡張されていく予定。
- 開発者以外でも、文章作成やリサーチ、クリエイティブワークの効率アップに期待大。