はじめに
皆様お疲れ様です。気分転換にこんな記事を作成します。
今回の 「番外編」 では 「MySQL」 についての記事を作成して参ります。学生時代に初めて触れたMySQLについて改めて触れて振り返ってみたいと思います。
MySQL
MySQLはオープンソースのRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)。
データベースの動向として、MySQLはオープンソースで、基本無料で使用できる(プログラムの改良なんかも)。
オープンソースのRDBMSとして、世界レベルで「MySQL」が圧倒的なシェアを誇っていると思います(ここ数年でMariaDBに置き換わりつつあることも)。
NoSQL ???
NoSQLとはSQLを用いるRDBMSと違い、SQL以外の手法を使うDBMSです。
メリット
➡ データの一貫性。
デメリット
➡ スケールアウトが難しいと感じます(データ量の増大に合わせてシステムを拡張すること)
実際にデータベースを触ってみよう
Webアプリケーション環境(MySQL、Apache、PHP)を手軽に設定できる XAMPP というパッケージがあります。Apacheの普及を目的として設立された団体「Apache Friends」によって開発され配布されています。
XAMPPは「ザンプ」と読みます。
X ➡ クロスプラットフォーム
A ➡ Apache
M ➡ MySQL
P ➡ PHP
P ➡ Perl
XAMPPをインストールした後、セキュリティ設定につきまして初期状態では、誰でもMySQLにアクセスして、管理者権限で何でもできる状態になっています。そのため扱う際には共通のユーザ・パスワードを使用することが望ましいと思います。
実際にネット上のサーバを利用・公開する場合には、適切なユーザとパスワードの設定が必要になってきます
データベースの作成
初期設定やcmdプロンプトを起動して諸々済ませた上で簡単なデータベースを作成してみます。
CREATE DATABASE ○○;
データベースが作成されているかを確認
SHOW DATABASES;
一度作成したデータベースはMySQLを終了しても、ずっと残ってままです。
間違えて作成したら、データベースを削除してから行う必要があります
↑このコマンドは「;」の必要はありませんが、入れても問題ありません。
コマンドを忘れがちなため注意が必要と思います。
使用するデータベースが選択されているか確認する
SELECT DATABASE();
テーブルを作成する
CREATE TABLE ○○():
今回テーブルの中身は
num ➡ 番号
name ➡ 氏名
age ➡ 年齢...というようにしてみました。
テーブルができたかを...
SHOW TABLES; で確認します。
テーブルの構造を確認
作成したテーブル「user_tbl」のカラム確認をします。
DESC ○○;
カラムの確認ができましたので、テーブルにデータを挿入したいと思います。
データを挿入する時に、今回のテーブル・カラムの場合は
INSERT INTO user_tbl VALUES(num, 'name', age); というように挿入していきます。
テーブルにデータを挿入できましたので、データが入っているのかを確認として表示します。その際には今回作成したテーブル「user_tbl」の内容を表示します。
SELECT * FROM user_tbl;
num ➡ 1
name ➡ AAA
age ➡ 20
正しいテーブルの内容が挿入されて表示されていることが確認できました。
今回はデータベース、テーブルを作成、データの挿入、表示まで実施しました。一通り確認できましたのでMySQLモニタを終了します。
「Bye」と返事がきました。コマンドプロンプトを終了する場合にも同様に「exit」で終了できます。終了すると自動で画面が消えます。
※XAMPPもコントロールパネルから「Quit」ボタンで終了させておきます。
おわりに
今回は 「はじめてのMySQLを振り返ってみよう」 ということで実際にデータベースを作成するところから実施してみました。簡単に短い構文でデータベースを作成したり作成したデータを表示させることができました。データベースを触るのは久しぶりでしたが初めて学習した時、簡易的にデータベースを構築できたあの楽しい感覚が蘇るように思えました。
この[番外編]では今後もちょっと変わった記事を不定期で作成して参ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!