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■はじめに

こんにちは
今回はクラウドの概念やメリットなどを簡単に紹介いたします。

■クラウド(クラウドコンピューティング)とは

クラウド(クラウドコンピューティング) とは、インターネット経由でコンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションなどの 「ITリソースをオンデマンドで利用できるサービスの総称」 です。

利用したいときに、利用した分だけに従量課金される

ネットワークを利用してコンピュータリソースを利用する形態


■オンプレミスとクラウドの違い

オンプレミスとはインフラ(サーバー、ネットワーク、ソフトウェアなどの設備)を自分たちで購入、運用するシステムです。

それに対しクラウドはインフラをネットワーク経由で使用・管理することです。

▶オンプレミスとクラウドの違い

オンプレミス クラウド
意味 インフラを自前で用意自社で所有・管理すること インフラをネットワーク経由で使用・管理すること
メリット サーバーやインターネット機材などの自由度が高い 初期コストが少なく、すぐに始められる、サーバーの増減が自由に可能
デメリット 初期コストがかかり、機材などの調達時間が必要、サーバーの増減がしにくい 費用の予測が付きづらい、クラウド全体で障害起こると対応ができない

■AWSクラウドコンピューティング6つのメリット

①固定費が柔軟な変動費へ
②コストの最適化
③キャパシティが予測不要に
④スケールによる大きなコストメリット
⑤スピードと俊敏性の向上
⑥わずか数分で世界中にデプロイ

①固定費が柔軟な変動費へ

実際に利用したリソースに応じた支払いが可能となります。
特にスタートアップ企業にとって、大きな初期投資を避けて小規模から始められることは大きなメリットです。

・事前の設備投資が必要なし
・リソースを利用したい時、利用した分だけ支払います

②コストの最適化

AWS各種サービスの利用料には、従来のオンプレミスシステムに関する様々な費用が含まれています。(サーバー、ライセンス、電気、人件費など…)さらに、定期的な機器更新に関わる費用も考慮する必要ありません。これにより、本来の業務に集中ができます。
クラウド利用により、サーバーの設置、連携、起動といった重労働が不要になり、ユーザーに直接関わる業務に専念できるようになります。

・ビジネスを差別化するプロジェクトに専念できます。

③キャパシティが予測不要に

AWSでは必要に応じてリソースの増減が可能であるため、最大のインフラ容量を予測する必要がなくなります。(足りなかったら追加すれば良いか~という気持ちでキャパシティを決めることができます)

・状況に応じて柔軟にスケーリングを行えばよいでしょう

④スケールによる大きなコストメリット

世界中の何十万単位の多くのユーザーがクラウドを使用する事でその経済規模を生かして料金を変動させていきます。サービスの使用量が増える、利用者が増えれば増えるほどコストが下がるというメリットが期待できます。

・オンプレミスよりも低い変動コスト

⑤スピードと俊敏性の向上

新しいITリソースをマウスやタップを使い数クリックで追加することができます。もし従来型のオンプレミスだとすると機械の導入までに数週間~数ヶ月かかってしまうことも…
速く調達できるということは、それだけチームのスピードも向上するということですね。

迅速なリソース調達が可能
・コストと時間が大幅に削減され、組織の俊敏性も大きく向上します

⑥わずか数分で世界中にデプロイ

AWSを利用すれば数クリックで数分以内に世界中のリージョンにWebサーバーを構築できます。オフィスにいながらにして、シンプルな操作かつ最小限のコストで世界中にデプロイができます。

・AWSを利用すれば現地に行かなくても数クリックでWebサーバーを構築できる

おわりに

今回は主にクラウドのメリットを6つ紹介させていただきました。このメリットは「AWS CLF」の試験にも出る内容とのこと。しっかりと理解できるようにイメージを固めたいと思います。#3では「Well-Architected フレームワーク」について取り上げたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

日頃より活用している参考書です。

「参考書」
AWS認定クラウドプラクティショナー改定第3版

「AWS公式サイト」
AWSの料金

「Youtube」
AWSクラウドの概念(2020年に投稿されたものです)

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