はじめに
こんにちは
今回はネットワークサービス分野である 「Amazon Cloud Front」 について紹介したいと思います。
CloudをFront(正面、前)? どんなサービスなんでしょうか
世界中に約600箇所以上ある 「エッジロケーション」 を使い、最も低いレイテンシーでコンテンツを配信できる 「コンテンツ配信ネットワークサービス」になります。特徴も踏まえて見ていきましょう。
Cloud Frontの特徴
・キャッシュによる低レイテンシー配信
・ユーザーの近くからの低レイテンシー配信
・安全性の高いセキュリティ
キャッシュによる低レイテンシー配信
仮にCloud Frontを使用していないとします。 S3(Simple Strogae Service) から直接、またはELB(Elastic Load Balancing) 経由のEC2からWebコンテンツ配信をしているユーザーがいたとしましょう。アクセスしたいユーザーはその都度、オリジナルコンテンツにアクセスします。
色々な理由があります。距離が離れている… コンテンツのサイズが大きく負荷がかかっている… など。
その影響で配信に遅延が発生している場合、コンテンツを閲覧している全てのユーザにも同じような遅延が発生します。
ユーザーの近くからの低レイテンシー配信
Cloud Frontは世界中にエッジサーバーを持つため、あらゆる場所からのアクセスにも柔軟に対応することができます。
図のように一例ですが、東京リージョンにEC2でアプリケーションを作成した場合でも、CloudFrontをしようすることで「エッジサーバー」にキャッシュを持たせることができます。それにより、海外ユーザーにも低レイテンシーでアプリケーションを利用してもらうことが可能です。
安全性の高いセキュリティ
Cloud Frontは、セキュリティ面でも優れた CDN(Contents Delivery Network)サービスとなっています。なので安心して使用することが可能です。
さらに、AWS利用者が使用しているドメインの証明書を使用することができ、ユーザーからHTTPSのアクセスを受けることでデータを保護することが可能です。
おわりに
今回のちょっとしたまとめになります。
Cloud Frontは セキュリティ面に優れたサービス
エッジロケーションにキャッシュを持つことで 低レイテンシー配信を実現する
世界中にエッジサーバーを持つ → あらゆる場所からのアクセスにも柔軟に対応する
Cloud Frontは世界中に沢山あるエッジロケーションを使って、最も低いレイテンシーでコンテンツを配信できるサービスということがわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
日頃より活用している参考書です。
「参考書」
AWS認定クラウドプラクティショナー改定第3版「AWS公式サイト」
Amazon CloudFront とは何ですか?「参考元」
【初心者必見】Amazon CloudFrontについて「Youtube」
Amazon CloudFront