はじめに
こんにちは
今回はWeb3.0の2つ目の記事 「ブロックチェーン」 についてご紹介いたします。
ブロックチェーン
ブロックチェーンとは
「ブロック」 と呼ばれる単位でデータを管理し、「鎖(チェーン)」 のように連結して保管する金融取引履歴などで利用される技術のことを表します。
ブロックというものを鎖で繋ぎ合うイメージですかね
ざっくりいうとそうですね。仮想通貨などで使われるブロックチェーンは、ネットワーク上にある端末同士をダイレクトに接続し、「暗号技術」 を用いて取引の記録を分散的に処理・記録するデータベースの一種になります。従来型のと見比べてみましょう
中央集権型
従来のシステムでは、中央にデータベースの情報を持っているという状態です。
とあるユーザーが何か情報を入れたとしましょう。この情報は図の中央のサーバーに格納されていますので、ユーザーはこの情報を取りに行って見ることができます。
別のユーザーに 「情報を共有したい、送りたい」 などの場合があると思います。
こちらも中央のサーバーにリクエストを送ることで誘導させることができます。これにより他のユーザーのものにデータベースを書き換えることができます。
この中央のサーバーを信頼しなければ成り立たないシステムです
分散型
分散型ではどのようになるでしょうか。こちらの図ではAさんがBさんに1Bitの仮想通貨を送ろうとしています。中央集権型とは違い中央にサーバーがないため決定権はユーザー自体が持っています。
図の「ブロック」の中に「取引」というものがあります。
この中にAさんからBさんに送った情報を「取引」にまず保存されます。
この情報はどこに行くのでしょうか?
これは他の全て(図の例だと他にCさん、Dさん)に分散されます。さらに、この情報が正しいかどうかを全てのノードで確認されないといけないというようなシステムになっているんですね。
さらに例を追加します。
図の中にいるCさんがDさんに何か取引をしたとしましょう。
この取引情報は図の下にある「ブロック」に書き込まれて、それをみんなで合意をすると、「チェーン」が結びつくということになります。
なるほど、これが「ブロックチェーン」「分散型」の仕組みなんですね
ざっくり簡単に言うとそういうことです。
情報をブロックに入れて、みんなで承認して許可を出したらチェーンが結びつくというイメージになります
もし仮にノードのハッキングが起きたとしましょう。でも他の人が承認しないとチェーンが結びつくことはありませんので非常に改ざんが難しくなります。
本当にハッキングしたいなら1台じゃなく、「全てのノード」 をハッキングする必要がありますね。
これは現実的にはかなり厳しいのでブロックチェーンは 「非常にセキュリティが高い」 という風に言われているんですね。
分散されている分、悪意のある改ざんができにくい → 非常にセキュリティが高い
取引内容のブロックチェーンは、各ノードに分散されています。その情報は全ての人が見ることができるので非常に 「オープンなネットワーク」 という風にも言われています。
全てのこのブロックチェーンのネットワークは、中身を見て確認することができるのも特徴です
おわりに
簡単にブロックチェーンのキーとなる構成要素を紹介します。
1.暗号化技術である(詰めて並べる)
2.コンセンサスアルゴリズムである(みんなで合意の判子を押す)
3.P2Pである(リーダー的となるものはいない)
4.DLT分散型台帳技術である(記録をみんなで持つ)
この構成記録については#3で紹介いたします。
中央集権型のシステムを設けない 「みんなで記録を持ちましょう」 という仕組みから、耐性が高くダウンしにくいという大きなメリットがあるということを理解できました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
「参考元」
Web3.0(Web3)とは?~分散型の次世代インターネット~
「Udemy」
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・仮想通貨のネットワークの仕組みやバックグランドが理解できる。
・ERC20やERC721をイーサリアムプラットフォームにデプロイするステップが理解できる。
・WEB3.0 のアプリケーションを理解して使えるようになる。