5
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

[AWS #30] Amazon EC2について復習してみました

Posted at

はじめに

皆様お疲れ様です。鍋が食べたい者です。特に牡蠣の。🍲
今回はコンピューティングサービスである 「Amazon EC2」 について改めて見ていきたいと思います。

Amazon EC2

:upside_down: Amazon EC2とは、「Elastic Compute Cloud」 の略称です。頭文字が「E」と「2つのC」なのでEC2と呼ばれています。AWSが提供する 「仮想サーバサービス」 で、物理サーバの構築や環境構築をすることなく手軽に仮想サーバを用意することができます。

認定試験でどちらも使われる可能性があるため、Amazon EC2とフルネームのAmazon Elastic Compute Cloudの両方を覚えておくと良いでしょう

AWSのサービスには 「Elastic」 という言葉が数多く出てきます。
Elasticは 「弾力性がある」「伸縮自在な」 という意味です。EC2では仮想サーバーがサービスとして提供されますが、需要の変化に応じて性能、台数も伸縮自在に柔軟に使うことができます。
AWS30_01.png

この特徴はサービスを理解するうえでも重要になります

EC2の特徴

:cloud:EC2はオンプレミスでも仮想サーバーとは違う、「クラウド」ならではのメリットとなるものがあります。

代表的な例を紹介します。

・必要な時に必要な分だけの量を使用する
・使用した分だけ料金が発生
・数分でサーバー調達、起動ができる

必要な時に必要な分だけの量を使用する

オンプレミスでは稼働状況に合わせてサーバーを調達し、常時稼働させています。しかし、低稼働や非稼働の時はどうでしょうか?
常時稼働だと実際にはサーバー機能が使用されていない無駄な時間が発生しています。

これに対し、Amazon EC2では、 「必要な時に必要なだけ」のインスタンスを稼働させます。顧客のニーズに的確に合わせてプロビジョニングができたら嬉しいですよね

使用した分だけ料金が発生

EC2の料金は主に次の3種類から構成されています。
〇 EC2インスタンスの稼働に対しての料金
〇 データの転送料金
〇 ストレージ料金

〇 EC2インスタンスの稼働に対しての料金
OS、リージョン、インスタンスタイプによって料金が異なります。
Amazon Linux、Ubuntu、Windowsの場合は1秒単位(最短1分)で請求されます。その他一部のOSは1時間ごとに請求が発生します。EC2インスタンスが起動中の時間が課金対象となり、停止中は課金が停止します。

〇 データの転送料金
リージョン外または異なるAZにデータを転送した場合に、データ転送料金が発生します。(リージョンによって異なります)インターネットへ転送した場合と、他リージョンへ転送した場合でも料金が異なります。

〇 ストレージ料金
厳密にはEC2ではなく、EBS(Elastic Block Store)の料金です。しかしEC2を使用する際に意識するポイントです。EBSに対する課金は、1GBあたりの、プロビジョニングした料金です。

プロビジョニングは、ボリュームサイズとしての 容量を確保することです

数分でサーバー調達、起動ができる

オンプレミスの場合に、サーバーを調達するのに 多くのコストと時間がかかってしまいます。独自で物理サーバを何台も用意したい時には調査も必要ですね。

オンプレミスの場合、 1番の問題点は一度サーバーを購入したら使っても使わなくても 維持しなければならないことです

EC2を使用すると、セットアップがはるかに簡単になります。それはAWSが 既に面倒な作業を事前に終えているため、データセンターの構築とセキュリティ対策が済んでいます。

また既にサーバーを購入し、ラックへ設置しているため、いつでもオンラインで使用できる状態になっています。常に膨大なコンピューターを運用しており、その中で 好きな容量を好きな時に好きなだけ使用できます。

自動で仮想サーバーが起動して数分で使用する準備が整うのでサービスを 顧客に提供するスピードも向上します。

数分でEC2を起動できるため、 経営の俊敏性が増す

おわりに

今回のちょっとしたまとめになります。

EC2インスタンスは、必要な時に必要なだけ起動できる

EC2は使用した分にだけ料金が発生する

数分でEC2を起動できることで、経営の俊敏性が増す

:cloud: Amazon EC2は、クラウド上でインスタンスを柔軟に利用できるAWSのサービスです。
サーバーの構築や運用時間の削減ストレージの柔軟な変更冗長化による可用性向上従量課金制によるコスト削減などさまざまなメリットがあるということを改めて理解できました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

日頃より活用している参考書です。
「参考書」
AWS認定クラウドプラクティショナー改定第3版(EC2は96P~)

「AWS公式サイト」
Amazon EC2

「参考元」
Amazon EC2とは何か?

5
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?