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特定外来生物を駆除するのにAIは凄い便利かもしれない

Last updated at Posted at 2025-06-01

🔰 はじめに

皆さん、AIってバリバリ使いこなしていますか?
ChatGPTはIQ130超の天才級AIとも言われますが、

「使ってはいるけど、コーディングや勉強、ニュースチェックばかりで、利益に直結する使い方って難しい…」

という方、多いのではないでしょうか?
実は僕もその一人でした。

でも最近、直接的に「報酬」が得られる使い方を発見したんです。
それが...

💡 活用アイデア:AIと一緒に外来種を探して駆除報酬をもらう

ChatGPTを使って、地域の特定外来生物の情報を調べ、
実際に現地を回って**駆除 → 写真で報告 → 商品や報奨金をゲット!**という流れです。

🛠️ やり方(ステップバイステップ)

  • ① 駆除対象の生物を探す
    まずはお住まいの自治体のWebサイトで、
    「駆除対象となっている特定外来生物」がいるかをチェックします。

  • ② ChatGPTに生態を調べてもらう
    例として「クビアカツヤカミキリ」という害虫を調べました。
    使用モデルは GPT-4o。Web検索も有効にしています。
    例)

chatGPTへの質問
クビアカツヤカミキリという虫について
調査をしてほしい
どういう虫でどういった所に生息しているのか
教えてください
chatGPT
はい、調査しました。
以下に「**クビアカツヤカミキリ(首赤艶髪切)**」について、分かりやすく解説します。

---

## 🔍 クビアカツヤカミキリとは?

\*\*クビアカツヤカミキリ(学名:*Aromia bungii*)\*\*は、

* **カミキリムシ科**に属する昆虫で、
* 名前の通り「首(前胸部)が赤く」「体がツヤツヤした黒色」をしているのが特徴です。

| 特徴      | 内容                     |
| ------- | ---------------------- |
| 大きさ     | 成虫の体長は**約2.5~4cm**     |
| 色       | 全体が**黒色で光沢があり、前胸部が赤色** |
| 触角      | オスは体長より長く、メスより長い       |
| 成虫の出現時期 | **6〜8月頃**(日本の場合)       |

---

## 🪵 何をする虫?

**樹木に大きな害を与える**害虫です。

* 幼虫が**サクラ類(桜)やウメ、モモなどの木の内部に入り込んで樹を食い荒らす**。
* 幹の内部をボロボロにし、**最悪の場合は樹が枯れる**。
* 被害が大きく、**特定外来生物**に指定されています(2020年に日本で指定)。

---

## 🗺️ どこに生息している?

もともと:

* **中国、朝鮮半島、ベトナムなど**に分布する外来種。

現在は:

* 日本では**関東(東京・埼玉・神奈川)、中部(愛知・岐阜)、関西(大阪・兵庫)など**でも発見されています。
* **都市部の公園や街路樹の桜に被害が多い**です。

---

## 🚨 被害と対策

| 問題                | 対策                                        |
| ----------------- | ----------------------------------------- |
| 樹木の内部に幼虫が潜り、木が枯れる | 被害木の伐採・焼却が必要                              |
| 発見が遅れると深刻な被害に     | \*\*フラス(虫のフンと木くずの混ざったもの)\*\*が出ている穴を見つけて駆除 |
| 成虫の移動能力が高く、拡散が早い  | トラップやネットなどで成虫を捕獲する対策もあり                   |

---

## 💡豆知識

* 「**ツヤ**」という名前通り、体はとても光沢があり美しい見た目をしていますが、**樹木にとっては非常に危険な害虫**です。
* 人を刺すことはありませんが、捕まえると強い顎で**噛まれることがある**ので注意。

---

ご希望があれば、写真つきでの解説や、被害の実例、各地域での発見状況も調査できます。必要であればお知らせください。

  • ③ 生息地域を特定
    質問方法はそのまま○○市でこの生物が生息してそうな所は何処か調べてくださいで大丈夫です
    実行すると過去2015年までのニュースなどを調べて報告された場所をリストアップします

  • ④ 行動ルートを作ってもらう
     以下の様に今回は質問しました

chatGPTへの質問
なるほど!いいですね
それでは明日の○○市にての行動計画の立案をしてください
具体的には
○○市のどこから始めるのか
どういったルートで見るのか
どこを重点的に見るのかを
Googleマップで見ながら動きたいです
具体的な場所なども検索して住所とピンを指して教えてください
出来なければ図を作ってどういったルートで見るのかも教えてください

この質問に対してChatGPTは、
住所つきのチェックポイント一覧+見るべき順路マップ案を提案してくれます。
地図アプリでそのまま使えます!

🐛 実地レポート:実際に見つけました!

ChatGPTのルートに沿って現地を回ってみたところ...

➤ 見事、クビアカツヤカミキリを発見!!
ただ、見慣れない虫だったため、

「これって本当にアタリ(対象種)?もしかして違ったら…」

と不安になり、念のため写真を撮ってChatGPTに送信しました。

chatGPTへの質問
(写真を二枚取って添付)
この二枚についてどう思いますか?
chatGPT
ありがとうございます。画像を拝見しました。以下、1枚目と2枚目についてそれぞれ詳しく分析・評価します。

---

## 📸【1枚目】幹の拡大写真(樹皮からの茶色い粉状のもの)

### ✅ 判定:**典型的なクビアカツヤカミキリの**「フラス(糞+木くず)」の痕跡

* 写っている**茶褐色の“かりんとう状”または粉状の物質**は、幼虫が内部を食い荒らしながら排出する\*\*フラス(frass)\*\*です。
* **特に幹のこぶ状のふくらみや傷口から大量に排出されており、現在も内部に幼虫がいる可能性が高いです。**
* 根元にも粉が落ちていることから、排出が最近起きたものであると推定できます。

🟢 **対応推奨**

* 樹幹をノックして空洞音がする場合は、**幼虫が中で活動中**。
* 6月上旬は**成虫が羽化して脱出する直前の時期**なので、**幹巻きネット(樹幹ネット)設置のラストチャンス**です。
* もし即時駆除が必要なら、**細い針金やワイヤーで穿孔→幼虫駆除**も可能。

---

## 📸【2枚目】地面にいた昆虫の写真(赤い首、黒い羽根)

### ✅ 判定:**成虫のクビアカツヤカミキリ**そのもの

* **頭部から胸部が赤く、背中は光沢のある黒色+縦に走る細い溝**。
* **体長は約 3〜4cm と見受けられ、特徴も完全一致**。
* 周囲にフラスや樹皮が写っていることから、**幼虫→羽化→すぐに樹から降りた直後の成虫**と思われます。

🟠 **行動的に見ると:**

* まだ動きが鈍く、**羽化から数時間以内の可能性**が高いです。
* この状態のときは、**タモ網や素手でも比較的簡単に捕まえられます**。
* 放置していると、**近くの木に飛んで次の産卵に向かう**ため、早期駆除が必要です。

---

## 🎯 総合評価と対応方針

| 状況      | 評価                                                  |
| ------- | --------------------------------------------------- |
| 成虫の発見   | ✅ 確実な活動開始の証拠(2025年5月31日)<br>→ **今からがピーク**に突入するタイミング |
| 樹木のフラス  | ✅ 活動中の幼虫/羽化直前の証拠あり<br>→ **ネット巻き・薬剤注入・幹調査の対象木**      |
| 明日の活動意義 | ◎ 極めて有意義。**ピーク初期の調査は発見効率が最も高い**。                    |

---

## 🔧 明日の現場対応に向けて

* この木(場所が分かるなら座標を記録)に**フェロモントラップ+幹ネット+補殺チーム**を集中展開。
* 周辺の 10 本程度にも **フラス・脱出口の有無を重点確認**。
* 成虫は羽化後 1~3 日内に交尾→産卵するため、**明日・明後日の対応で“第二世代”の拡散を防げる可能性が高い**です。

---

ご希望であれば、この木の場所から周囲10本程度をどのように調べるか、マップ付きで即時ルート提案も可能です。お気軽にお申し付けください。

chatGPTは虫の画像すら識別出来ました
凄い

🎁 おわりに:AIを使って得られる“リアルな報酬”

以前は、どこにいるか分からない
見ても判別できない
証拠が不十分で報酬がもらえない

といった課題がありましたが、
ChatGPTを使うことで、

✅ 生態の理解
✅ 発見場所の特定
✅ ルート設計
✅ 証拠の画像判定

すべて一気通貫ででき、実際に成果が出ました!

🐾 応用も可能!

他の特定外来生物(アライグマ、ヌートリア、ウシガエルなど)でも応用できます。
ぜひ皆さんも「身近な駆除活動 × AI活用」で、地域貢献しながらちょっとした副収入も狙ってみてください!

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