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【事例紹介】プロジェクト管理にGitLabのissueを使用し、ストーリーポイントを導入してみた ~Ateam Brides~

Last updated at Posted at 2020-12-16

こんにちは!
エイチームブライズでサイト開発を行っている@aoi_coro_です。

この記事はAteam Brides Inc. Advent Calendar 2020 17日目の記事です。

はじめに

プロジェクト管理、どうしていますか?

私もまだまだプロジェクト管理には頭を悩ませているのですが、
弊社のプロジェクト管理に対する取り組みの一環として、
GitLabのissueを使用し、ストーリーポイントおよびベロシティを導入してみました。

本記事では事例の一つとして、
その導入前後によるGOOD,TRYと、導入方法ついて、ご紹介させていただきます。

【用語説明】
ストーリーポイント・・・人月管理ではなく、対応内容によって相対的に換算する難易度
ベロシティ・・・チームが指定した期限内に対応できる仕事量
※詳しくは他の方々が素晴らしい記事をたくさん書いてくださっているので、そちらをご覧ください。

導入前

:sunny:GOOD:sunny:

  • redmineのチケット機能にて案件管理ができていた
  • 人数が少なかったため、マネージャーがほぼ全ての案件を把握できていた
    • メンバーには週一のMTGで共有されていた!
    • マネージャーによる意思決定が素早くなされていた

:cloud:TRY:cloud:

  • 全体の仕事量が見えないため、差し込み案件によるスケジュールの遅延が多発していた
  • 案件毎の工数・優先度・進捗の確認がし辛かった

導入方法

使用したもの

使用tool:GitLab
使用機能:issues,milestones

方法は3ステップ!

  1. 案件単位にissueを作成し、ストーリーポイントで見積もった値をweightに設定する。
  2. 月単位にmilestonesを作成し、その月に対応したissueを紐づける。
  3. weightを幾つ消化できたかでその月のベロシティを算出する。

【案件一覧はboardで管理】
image_2020_12_16.png

導入後

:sunny:GOOD:sunny:

  • 毎朝weightを振る作業をチーム全員で行うことで、メンバー間で案件の共有が容易になった
  • weightを振ることでメンバー間で難易度の認識が統一された
  • 全体の仕事量を毎月数値化することで、仕事量が見える化された
  • issueによる案件の一覧化を行ったことで、案件の工数・優先度・進捗確認が容易になった
    • これにより依頼部署との進捗確認・スケジュール調整がしやすくなった

:cloud:TRY:cloud:

  • この手法では月を跨いだ案件について個別対応を行う必要がある
  • ベロシティ算出を行っても、仕事量を適量に収められるかと言うと、そうではなかった・・・
  • 他部署と話す際に、ベロシティを工数換算して話している

さいごに

今回は案件管理にGitLabのissueを使用した、
ストーリーポイントとベロシティの導入についてご紹介いたしました。

これはプロジェクト管理の最初の一歩です。

いまだ道半ばですが、プロジェクト管理は
エンジニア・依頼する側、双方が気持ちよく働く上でとても大切だと思っています。

エンジニアが何をしているのかを「わかりやすく見える化」することで、
依頼部署のみんなに安心感を与え、
エンジニアも無理のないスケジュールで対応ができる。

皆が楽しく働けるように、今後も改善を進めていくつもりです。

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