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偏差値47の高卒がTOEIC300点台(推定)→795まで4ヶ月(124時間程度)で伸ばした考え方

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実際のスコア

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スクリーンショット 2025-02-13 20.26.46.png

バランスよく取れています。
受験回数は2回です。
1回目:675(リスニング音割れしてたの今でも意味わからない)
2回目:795

使用した学習アプリを確認したところ、合計学習時間は7432分だったので、大体124時間。
ただ、アプリのみなので、技術資料などを英語で頑張って読んだ時間も含めるともう少し多いかも?

簡単な自己紹介

年齢:23歳
普段:都心の上場企業でAndroidアプリ開発エンジニア
学歴:偏差値47程度の工業高校を卒業
資格:
 ・基本情報技術者試験
 ・応用情報技術者試験
 ・情報処理安全確保支援士
 ・Google Cloud Digital Leader
 ・Google Cloud Associate Cloud Engineer
 ・Google Cloud Professional Security Engineer
 ・TOEIC LR 795点
趣味:
 ・チェス
 ・個人開発(Android/iOS/Google Cloud)
 ・美味しいもの食べる
 ・たまーに哲学書読む
 ・たまーにLT登壇してます
 ・たまーにサイバーセキュリティやってます(rev分野多め)

TOEIC学習開始時の語学力

・基本5文型を知らない
・SVOの意味が分からない(Sってなに?みたいな)
・関係代名詞はthatこそ最強(先行詞?制限用法/非制限用法?そんなの知らない)
・語彙力は低め(indicate, survey, contractなども知らず)
・リスニング力は皆無

この辺りをAIに話して点数を予測させたら300点台じゃないですか?って言われた

使用した教材

  1. abceed
  2. 金フレ
  3. でる1000

abceedについて

iOS/Webで提供されている英語学習用プラットフォームです。(本格利用だとサブスク必須)
私が使用していて特に素晴らしいと思った内容は下記です。
 ・TOEICに限らず、英検対策や発音チェックなど様々な用途として使用可能
 ・TOEIC本番模試を行える
 ・TOEIC予測スコアを出してくれる(モチベアップの要因の1つ)
 ・学習時間を可視化してくれる(モチベアップの要因の1つ)
 ・AIが自身のレベルに沿った問題を提出してくれる(おすすめ問題機能)
 ・参考書や単語帳が無料で使える(金フレ及びでる1000もこれで使用)
 ・間違えた問題は後日自動的に出題されるため復習も容易

特に、おすすめ問題機能は素晴らしく、自身のレベルと同じ〜少し上のレベルを出題してくれます。
基本、こちらを用いて学習を進めました。

金フレ

有名のため省きます。

でる1000

Part5対策用として利用していました。
語彙/文法、双方の力が一定程度育っていないと難しく折れやすいです。(一度折れた)
ただ、Part6/7の基礎はPart5なので進めて損はありません。

本題の前に

まず、今回は具体的な学習方法についてはあまり触れません。
何故なら、私の学習方法が読み手の方に適しているとは限らないからです。
そのため、今回は「学習方法を確立するための方法・考え方」について執筆します。

本題

自分のことを熟知する(メタ認知)

自分自身についてどれだけ熟知していますか?
勉強や仕事でどういう進め方が合っているか?など言語化できますか?
私の場合、
 ・資格試験(応用や高度など) → 参考書を全て浅く読んだ後に過去問題を解く
 ・プログラミング学習 → 参考書は相性が悪く、個人アプリを通じて実践的に使っていく
 ・サイバーセキュリティ学習 → こちらも参考書は相性が悪く、CTFや仮想環境などを通じて実践的に攻撃する
 ・勉学などの学習 → 勉強方法の確立は苦手だが一度出来ればそれを継続して習慣化することは得意
 ・仕事 → メンバーで話し合って設計議論などをしたい。黙々よりも明るい職場の方がパフォーマンス出しやすい

などが挙げられます。
つまり、「どんな条件が揃えば自分は高いパフォーマンスを発揮できるか?」をメタ認知することが大事です。

実践 - リスニング(Part2)で考えてみよう

まず、Part2を1-2時間解き、正解した問題について振り返ってください。
間違えた問題は、「自分の中に存在する正解するための条件を満たせていなかった」だけなので今は無視です。

正解した問題を振り返った時、理由は何が挙げられますか?
例えば最も考えられるのは「単語の意味が分かったから」でしょうか?
実はこれはまだ更に分析することができます。
単語の意味を理解するためには下記の条件を満たす必要があります。
 ・音を聴いて単語へ変換する能力
 ・単語を翻訳する能力

では、この条件を満たすために「どのように問題文を聴く」のがいいのか?
色々種類があります。
 ・1音毎に脳内で処理をする方式
 ・全文聴いた後に全て処理をする方式
 ・全て拾いきるのは不可能なのでSやVなど主要な単語のみ拾って処理をして推測で解く方式

色々な"聴き方"を試してみることが非常に大切です。
この他にも様々方法はあると思うので試してみてほしいです。

因みに、私の場合は1つ目が一番適していました。それ以外は、
 ・2つ目:全文覚えられない+応答文へのリソースが割けない
 ・3つ目:SやVに集中してしまうことで「どれがS?どれがV?」と考えてしまい逆に解けなくなる
このことから、私の場合は下記の学習がPart2には適しているということが分かりました。
 ・発音と単語を結びつける学習
 ・単語を翻訳するための語彙力を身につける学習
 ・翻訳した内容をワーキングメモリーに保持しておく練習
そのため、一般的に推奨されるシャドーイングなどは自分に適していない(自身の声で正しい音を掻き消すから)ことが分かります。
このように、一般的に推奨される方法が適しているかどうかは自分の特性によって大きく左右されるのです。
それを見極めて言語化することが非常に大事です。

まとめ

正解できた理由は?

正解を得るために必要な条件は何か?

それらの条件を揃えるためには何を意識/特訓すればいいか?

上記の分析をひたすら繰り返していくことが大事です。
これをPart1-Part7でそれぞれ考えたりしてました。

最後に

今回のように、メタ認知を行って進めるという方法を是非積極的に採用してみてください。
こういった、本質的な学習方法が掴めていると他分野のキャッチアップも効率的に出来ます。

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