変数に文字列を入れる
文字列用の変数定義は「String」
気を付けるのは
・先頭のSが大文字
・変数に入れるときは文字列の前後を「"」で囲む
くらいかな?
いつもの基本形に「String」を追加する。
public class Yomogi{
public static void main(String[] args){
String s;
s = "はろーわーるど";
System.out.println(s);
}
}
実行
このくらいのことだと、printlnの中に文字列を直接書いても同じだけど
このあとのキーボードから入力するための準備としてやってみた。
キーボードからの入力
キーボードから文字列を入力する。
基本形を発展させた新・基本形をキーボード入力の基本形として丸覚えする。
import java.io.*;
public class Yomogi{
public static void main(String[] args) throws IOException{
BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
String s;
s = br.readLine();
System.out.println(s);
}
}
基本形から追加された部分は
・import java.io.*;
・throws IOException
・BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
・br.readLine()
かな。
「br.readLine()」部分でキーボードから入力されて
変数sに文字列を入れるといったところか。
これをキーボード入力のためのテンプレってことで
いったん頭に叩き込んでおく。
実行
この状態から、キーボードで「test」と入力して
Enter
入力した文字列と同じものが表示されたのでOK。
キーボードから入力された数字を数値化する
キーボードから数字を入力しても、数値ではなく文字列として扱われる。
なので、プログラム内で計算したりするために数値化する。
・Integer.parseInt()を使って数値に変換する
キーボード入力の基本形に「Integer.parseInt()」を追加する
import java.io.*;
public class Yomogi{
public static void main(String[] args) throws IOException{
BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
int a;
String s;
s = br.readLine();
a = Integer.parseInt(s);
a = a + 5;
System.out.println(a);
}
}
・キーボードから入力された数字(文字列)を変数sに入れる
・変数sを「Integer.parseInt(s)」して数値化して、変数aに入れる
・aに5足して、出力する
実行
想定通りになったので無事に文字列⇒数値への変換が完了。
今回は↓のように、文字列の入力と数値化を別々の行で実行したけど
int a;
String s;
s = br.readLine(); // 入力
a = Integer.parseInt(s); //数値化
↓こうすれば、数値化の中に入力処理を入れてまとめられるっぽい
int a;
a = Integer.parseInt(br.readLine());
文字列の変数定義も省略できるし、
状況によってはこっちのほうがいいかも。
小数点を含む文字列を数値化したいときは
Double.parseDouble()
いつか使うことがあるかもしれない。
今回はココまで。