2023年秋に
ITWeek参加してきました。
スーパーアプリの話題がありましたので、話題として紹介します。
スーパーアプリとは?1つのスマートフォンアプリの中に、複数のミニアプリが多数存在するアプリを定義している様です。
メジャーなものであれば、LINEですね。
各アプリの概要は以下です。
■Alipay(アリペイ)
中国を拠点とする大手IT企業のアリババグループが提供する、中国の通貨「人民元」で支払いを行うQRコード決済サービスです。
タクシーの呼び出しや飛行機の予約、医療・保険関連といった様々なミニアプリ(ミニプログラム)が統合されています。
このセミナーでは、アント・フォレストについて紹介されていました。
■佐賀市スーパーアプリ
佐賀市の防災案内や図書の貸し出し予約、電子申請、ごみカレンダー等
市政に関わる内容の情報の連絡ができるアプリ。
市や区の電子化のフォーマットとして実施するのは有りかも。
「佐賀市公式スーパーアプリ」
https://prtimes.jp/story/detail/DbDkKlU5ylr
■JR東日本アプリ
乗り換え検索や混雑状況の状態確認など
他社の垣根を越えて、データの連携などを裏で行っているようです。
初めに作った際は、評判は最悪だったようです。
「JR東日本アプリ」
https://www.jreast-app.jp/
★スーパーアプリのメリット
・ユーザーを獲得しやすく、利用定着につながる
・アプリが削除されにくい
・様々なサービス展開ができる
・同一アカウントで複数のミニアプリを利用できる
★スーパーアプリのデメリット
・セキュリティ面で穴があると、すべて利用されてしまい、情報漏洩リスクが高い。
・ミニアプリのインターフェイスがスーパーアプリのベースに制限されてしまう。
・参入障壁が高い
★スーパーアプリの今後について
・今後はやるのか?
すでにあるアプリ(ユーザ確保済み)については、そのままでいいのかもしれません。
ですが、新規でスーパーアプリをこれから作ろうという会社にとっては
障壁が高いものと思われます。