はじめに
24新卒のあおです!
会社の新卒研修にてAWSJAMを経験してきたので、今回はその体験記を書いていこうと思います。
AWSJAMとは
AWSJAMとは、AWSを学ぶために提供されている『実践型の課題解決トレーニング』的なものです。
セキュリティ、移行、開発運用、AI/ML などに関する AWS のベストプラクティスを学ぶために設計された課題を解決することで、クラウド導入の取り組みを推進します。
AWS は初めてですか? それとも、以前は特定の AWS サービスを使ったことはありませんか? 必要に応じて、課題をナビゲートするための手がかりを利用できます。 AWS の専門家も進行役を務めていますが、このイベントは自習型の発見と学習を促進します。
※わかりやすいと感じた記事も貼っておきます。
体験した感想
体験の結果、主に感じたことは以下になります。
- 短い時間で与えられた課題を沢山こなしていくのは、AWSの競プロみたいな感覚
- 競プロやハッカソン経験者はとっつきやすそう
- かなり楽しかった
- JAM専用のサイトの完成度が結構高く、結構ワクワクした
- ほか競走チームのランキングも表示、結構見やすかった
- 先に研修内でAWS Builder Labsを利用した学習機会があったため、事前知識の復習もできスムーズに進められた
- 実践的な課題をモチーフとした内容であり、AWS Builder Labsの後にやると学習効果が高そう
また、健闘の結果、私達のチームは新卒内で2位になることができたので嬉しかったです。
新卒研修での効果
本番でやらかす前に過ちを経験できる
- S3のバケットポリシーゾンビ化やセキュリティグループの設定ミスなど、AWSを実際に触っていると最初の方にやらかしがちな経験を周囲の新卒の方々がAWSJAMを通し経験していました。
- 本番でやらかす前に『過ちを経験できる』ことは大きな意義があり、研修の間に実践的な内容で失敗できるのはいいことだと感じました。
コミュニケーション促進
- AWSJAMは同じチームメンバーと議論し協力しながら進める必要があります。
- JAMを進めるにあたり、新卒同士の親睦を深められ、相談しながら業務をこなしていくためのコミュニケーションスキルを培うのにも適していたと感じました。
※注意ポイント
やっていく中での注意ポイントもあったので以下に記載しておきます。
- たまに自動での日本語翻訳がすごいところもあり、英語に戻して解読した方が早い場合もありました。
- 問題を開いたのち、AWS環境が構築されるまでに時間がかかります。あらかじめ次の問題に取り掛かる前に開いておくのがおすすめかも。
- AWS未経験者だと完全に手放しではスムーズに進めるのは難しい部分もあるかも..
- AWS Builder Labsをやった上でも難しくきつそうな同期もおりました..。
- (私の場合は入社前から実務で使用していたためスムーズに進められましたが...それでも苦戦しながら進めていた所もありました。)
- 初心者のみのチーム構成にはせず、チーム内で教え合える状態を作るなど、研修でやる場合はあらかじめのチームビルディングが重要になりそうです。
- AWS Builder Labsをやった上でも難しくきつそうな同期もおりました..。
正直、インプット的な学習のみ進めるより何倍も有意義であり、めちゃくちゃおすすめだと感じました。
社内でAWSJAMを行うことは実践的なAWS学習にも、社内の交流促進にも非常に効果的であり、新卒にAWS含むcloudを担当させる予定の会社さんは研修に取り入れると良さそうですね。
※また、先にJAMで慣れておくことで、新卒によるAWS高額請求事件も減らしていけるんじゃないかなあと思いました💦
参考: