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日報半自動化ツール

Last updated at Posted at 2024-12-22

今回、「エニプラアワード2024」という社内のチームごとに成果物を発表するイベントにて、所属チームの成果物として発表した「日報半自動化ツール」について紹介します。

 

 作成目的

本プロジェクトの目的は以下の3点です。

 

1. 過去に作成した日報自動化ツールのブラッシュアップ

2. 日報作成業務の効率化と記載ミスの低減

3. プログラミング初心者メンバーへの学習機会提供

 

2022年度に作成していた日報自動化ツールとの比較

2022年度に作成した日報自動化ツール
【2022年度(前回)】
■言語:ExcelVBA
■目的:日報送付時に使用するWebメールソフト「Roundcube」(以下、Roundcube)を介さず、Outlookからの日報メール作成及び送信の自動化。
■結果:Outlookからの日報メール送信の自動化に成功。しかし、日報提出時に使用するメールアカウントからの送付は、サーバー情報が必要であり、セキュリティの関係上情報取得NGとなり未実装。
 
【2024年度(今回)】
■言語:Java Development Kit
■目的:Outlook上からではなく、Roundcube自体へのログイン、メール記載、送信までの自動化。
■結果:次項目以降にて記載##  技術スタックと開発内容

技術スタックと実装内容

 ・ Java
 ・ Eclipse 
   -Springboot
・Java Development Kit
・HTML

実装内容

  • Roundcubeへの半自動ログイン機能
  • 入力内容のテキスト出力
     ※ただし、Roundcubeのメール作成ページへの内容転記は未実装

ディレクトリ構成(日報入力サイトへ接続する為のEclipse構成画面)

image.png

成果物

テキスト出力手順

Eclipseのスクリプト実行後に「日報入力」画面へ接続される為、下記手順にて日報作成及びRoundcbeログインを実施。
image.png

1.各項目に内容を入力
2.送信を押下する
3.テキスト出力される
4. 「ラウンドキューブへ」ボタンを押下する
5.自動的にRoundcubeにログインする

今後の展望・課題

■作業後の感想

・良かった点

・昨年のアワード成果物である「Pythonを利用したゲーム制作」と比較し、今回、日報という実際の業務でも使用できるツール作成を目標としたことで、より具体的に方向性を見据えた開発・改良ができ、チーム全体で使用感、課題を共有しやすかった。
・ツールを1から新規作成するのではなく、既存のツールを改良することで、何を目標や課題として進めていくか明確化できた。

・反省点

・要件定義を詰めることができず、開発における障害になってしまった。
・課題に対して「どのように構築を進めていけば解決できるか」が検討しきれなかった。
・スキルや手順の難易度が高かったことにより、達成できず課題となってしまった部分があった。

最後に

【チーム内感想】

2022年度の成果物を基に更なる改良を重ねた今年ですが、まず成果物をしっかりと形にすることができたことは、非常に良かった。

一方で、改善点や追加できる点も多くあると認識しており、来年以降もチームでの作成を継続していければと検討している。

全体を通して、プログラミングに慣れていないメンバーにとって学習の機会となり、参考資料や意見交換など、チームとして成果物を作成することに集中できた点は大きな成果だった。

今回のアワード成果物を作成する過程で学んだIT技術やチームでの行動は、今後の業務にも生かしたい。 

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