既存のRailsアプリにReactを導入する方法

#概要
yarn、Webpacker、react-railsを使います。

#1.Yarnのインストール
nodeが入っている場合

$brew install yarn --without-node

nodeが入っていない場合

$brew install yarn

#2.Webpacker をインストール

Gemfileにwebpackerを追加します。

Gemfile

gem 'webpacker'

bundle（bundle install）を実行。
インストールが終わったら、以下を実行。

$bundle exec rails webpacker:install

#3.既存アプリへReactを導入する

$bundle exec rails webpacker:install:react

application.html.slimに以下追記

application.html.slim

= javascript_pack_tag    'application'

#4.Gem react-railsをインストール

gem 'react-rails'

bundle（bundle install）を実行。

$rails g react:install

#5.実際に使ってみる
以下でReactコンポーネントを作成。

$rails g react:component Hello

app/javascript/components/以下にHello.jsが作成されます。

次に先ほど作成したコンポーネントを表示させたい画面のビューファイルに以下を挿入します。

= react_component("Hello" )

react_componentメソッドで先ほど作成したコンポーネントを呼び出します。

次に,railsのモデルデータをReactのコンポーネントに渡す方法です。
今回はユーザーデータを渡します。では、先ほどの挿入した箇所を以下に変更してください。

= react_component("Hello" , user: @user)

次にHelloコンポーネントのretuen内を以下のようにします。

Hello.js

render () {
    return (
       <div>
         {this.props.user.name}
       </div>
    );
  }

これで、挿入したビューの画面にアクセスすると、先ほど渡したユーザーの名前が表示されます。