はじめに
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筆者は初めてアジャイルの開発でスクラムを経験。3ヶ月が経つ。
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今回チーム内で出た意見を元に、良い気づきを得ることができたので記事にまとめました。
★フルリモート環境 ★バックエンドとフロントエンドでチームが分かれている ★私を含む新規参画者はスクラム初心者 ★バック、フロントそれぞれスプリントの振り返りが終わった後、 スクラムチーム全員で共通の振り返りという名の雑談タイムがある。(30m~)
雑談の時間っていらなくないですか?
この議題があがり、スクラムチームの意見をいただきました・・・
最終的な投票結果では、現状のままで良いという結論に至りましたが
- 雑談のメリット
- 改善案
- 新しい手法の提案
色んな気づきを得ることができたので記していきたいと思います。
この議題が生まれた背景
そもそも、開発状況が芳しくない。という所に
新規参画者の方が目をつけてくださいました。
『進捗率があまり良くない状況の中でスクラムイベントや、話し合いに欠ける時間が
長すぎるんじゃないか、雑談に時間を割いていてもいいのか?』
『毎週30m~1h(各チーム内振り返り含むと1時間以上の時もあったかも?)掛ける必要があるか?』
という議題が挙げられました。
ごもっともです・・・
『この意見は正直ごもっともです。』
(でも、、楽しいからやりたいなぁ無くなるのはやだなぁ)
と私は思ってましたww
さっそくMIROで意見を募る
少し前から、議論が白熱しMT時間が長くなったり、話が脱線したりと
時間がかかってしまう事がバックエンドチーム内で問題として挙げられていました。
そのための改善案が
- その場で話し合うのではなく、MIROを使って付箋で意見を募る
- 大体1週間と期日をきめ、意見をまとめる人(1,2名程)が付箋を整理し共有する
今回もこの方法でスクラムチーム全体に意見を募りました!
実際の意見や改善案たち
- 皆、共有の振り返りはやりたい!ってゆう意見が圧倒的に多かった
- やるからには改善案として以下が挙げられた
- 時間短縮
- 任意参加
- 隔週(今回、隔週にはしなかった)
これみて皆もやりたがってるんだ~
と思って正直ホッとしました
そして、このMIROでの意見出しは匿名で書けるし、
普段意話すのが苦手な人も平等に意見出せるからいいなと改めて感じました!
今回一番の気づき、雑談>振り返りぐらい雑談は大事
『共通の振り返りは楽しいからこれからも継続したいな』
としか考えてなかったけど、実は雑談ってメリット沢山あるってことを知りました!!
雑談のメリットたち
MIROに載せてくださっていた記事を抜粋してみました
アジャイルウェアの仕事は、とにかくすぐ行動、スピードと品質に妥協しない
↓ ↓ ↓
早い段階で気軽に相談することが重要
↓ ↓ ↓
雑談こそ、それ(早い段階で気軽に相談すること)を実行しやすい環境を作る
すぐに話かけやすい雰囲気、関係性をつくることができる
リモートワークでも人との繋がりを感じられる
雑談は心理的安全性の確保のために重要
話すことへの抵抗感が下がる、メンバーへの慣れ
ちなみに新しい手法導入の案もあったけど・・
振り返りの手法を変える案で、リーンコーヒー導入もとても良いなと思ったのですが、今回議題に上がった背景が『時間かけすぎでは?』という所に焦点を当てていたため、個人的には更に時間をかけてしまうのではという懸念がありました。
でも雑談のメリットを考えるとこれも凄くいいなと思いました!
終わりに
- 結果、現状のままとなったが元々時間はもっとかかっていた(30m以上は絶対かかってた)のでダラダラ長時間やらない。時間短縮するという共通の認識が持てたことはよかった。
- 何のために振り返りという時間があるのかの目線合わせができた。
- 雑談のメリットを知ることができた。
- ただ、振り返りは「進捗」を改善する場でも あるので、改善は今後も必要。
↓他にもチーム内で改善できたことをまとめた記事はこちらです
最後までお読みいただきありがとうございました♩