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ER図 と アソシエーションを100%理解する

Last updated at Posted at 2019-06-27

##概要

モデル同士の繋がりを指すアソシエーション(関連付け):paperclips:
定義しておくとモデルをまたいだデータの呼び出しが可能になります。

また親と子の関係や、外部キーの設定などを理解していないと、
「親モデルのデータを先に追加しないと子のデータが追加できない。」なんて
DB設計の見直しが起きる可能性も・・:fearful:

データベースを可視化できるER図はとても大切。学習メモとして残します:blossom::sunny:

##参考

(1)感動の分かりやすさ。ER図の基礎の基礎知識もあり。初心者必見 :sunrise:
【初心者向け】丁寧すぎるRails『アソシエーション』チュートリアル【幾ら何でも】【完璧にわかる】

(2) 理解に苦しんだ・・ 中間テーブルってやつです。
【初心者・独学者向け】Ruby on Railsで中間テーブルを作成し、多対多を実現する

親と子の関係

【初心者向け】丁寧すぎるRails『アソシエーション』チュートリアル【幾ら何でも】【完璧にわかる】 がとても分かりやすかったので引用します:pushpin:

モデル同士の親子関係とは
図で考えてみましょう。
Aさん(User)は、自分が作ったブログサイトでたくさんの記事(Article)を投稿します。

qiita5.png

Bさんも少しは投稿します。

qiita6.png

つまり、User一人一人は沢山のArticleを持っている(User has many articles.)、と考えることができます。(この突然出てきた英文は伏線ですよ!!!!)

qiita6.5.png

逆の立場(Article)も考えてみましょう。
ある日投稿された記事(Article)は、Aさん(User)によって書かれました。

qiita7.png

次の日投稿された記事はBさんによって書かれました。
他の日に投稿された記事も、それぞれAさん、Bさんどちらかによって書かれた記事です。Aさん、Bさんが共作で書いた記事というのはありえません。

つまり、Articleは誰か一人のUserに所属している(Article belongs to a user.)と考えることができます。

qiita7.5.png

UserがいなくてはArticleは生まれないし、Articleは必ず誰か一人のUserから生まれます。そう、Userが親でArticleが子となっているわけなのです。これが親子関係です。

このような関係をUserとArticleは一対多の関係または1:Nの関係といいます。
もちろんUserが1でArticleが多です。

この親と子の関係をつくるためのデータベース上でのモデルの関連付けをアソシエーションといい
アソシエーションしないと、どのユーザーがどの記事が書いたのか分かりません。

多対多の関係と中間テーブル

####多対多の関係とは ?

どちらのモデルから見ても、自分も相手も複数×複数になる状態です。

記事から見るとカテゴリーを複数持っているので、記事に対して、カテゴリーは多になります。

カテゴリーから見ると1カテゴリーに複数の記事が関連しているので、カテゴリーから見ると記事は多になります。 この>関係が多対多になります。

【初心者・独学者向け】Ruby on Railsで中間テーブルを作成し、多対多を実現する

####中間テーブルとは?

多対多の関係は2つのモデルでは実現できないんです。
え、なぜ?:disappointed_relieved:

例えば、先ほどの記事とカテゴリーの例。

【記事テーブル】

id 記事タイトル

記事ができる度に、自動生成のidが付いていきます。
主キー(primary key)ですね。

【カテゴリーテーブル】

id カテゴリー名
日常
Rails

【中間テーブル】

id 記事タイトル カテゴリー名

可能性の話ですが、上記のように 1つの記事がもしかしたら何個もカテゴリーを持つかもしれないわけです。
「記事タイトル」: ライフスタイル / アウトドア / 子育て とかそんな感じでしょうか。

今はまだ記事タイトルもカテゴリーもどちらも2つしかないので、
中間テーブルいらなくない?ってなると思います。でも記事とカテゴリーはどちらもどんどんどんどん増えていく可能性がある・・

そうするとこの組み合わせは無限大になるし、
カラム数は最初に設定したらもう増やせないので、多対多の間は中間テーブルで対応してあげます。

モデルの関連性設定に has_many, through:が加わります!

上の例で引き続き。
中間テーブルができるとモデルの関連性設定が変わります :fist_tone4:

まずはマイグレーションを実行。

20190627075545_create_categories_articles.rb
class CreateCategoriesArticles < ActiveRecord::Migration
  def change
    create_table :categories_articles do |t|
      t.integer  :category_id
      t.integer  :article_id
      t.timestamps null: false
    end
  end
end

次に中間テーブルで記事モデルとカテゴリーモデルとの関連付けを行う。

models/categories_ariticles.rb
class CategoriesArticle < ActiveRecord::Base
  belongs_to :category
  belongs_to :article
end

記事モデルの関連付け :paperclips:

models/article.rb
class Article < ActiveRecord::Base

  has_many :categories_articles
  has_many :categories, through: :articles_categories

end

カテゴリーモデルの関連付け :paperclips:

models/category.rb
class Category < ActiveRecord::Base
  has_many :categories_articles
  has_many :articles, through: :categories_articles
end

中間テーブルを通して繋がっているものには、
through:: というkeyをつけます。

throughオプションによりarticles経由でcategoryにアクセスできるようになります:lemon:

外部キーとは? (foreign key)

リレーショナルデータベース(RDB)で、テーブルのある列に、別のテーブルの特定の列に含まれる項目しか入力できないようにする制約。

商品が消えたら、いいねも消える

例えば、あるECサイト
ユーザーのマイページには自分がいいねした 「いいね一覧」 があるとします。
個人的には商品がもう存在しない場合には、いいねも消えてしまっていいのでは?と思います。

そんな時はdependent: :destroyを使います:fist_tone3:

dependent: :destroy の役割

商品といいねのモデルには、以下のようなリレーションの記載があります。

models/product.rb
class Product < ApplicationRecord

has_many :favorites, dependent: :destroy

end
models/favorite.rb
class Favorite < ApplicationRecord
	belongs_to :user
	belongs_to :product
end

dependent: :destroyと言う箇所は、親にあたる投稿が削除されたら、
子をどう扱うのかオプションを設定できるという感じです。今回は消去するので:destroy
残しておいて良いのであれば、何も記載しなくてOkay

【Rails】ActiveRecordの:dependent使い分けまとめ【: destroy, :delete, :nullify】

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