Redmine3.0.0 新機能の紹介(No.4)
2015年2月19日にリリースされた「Redmine3.0.0」バージョンの新機能は全部で33種ありますが、本書ではその代表的な16種の新機能をご紹介します。
13.「フィルタ追加」のプルダウンの内容を階層表示機能
以前のバージョンでは、「チケット」ページの「フィルタ追加」のプルダウンの内容が全て並列的に列挙されていましたが、3.0.0バージョンからは階層表示され、項目がグループごとにまとめて表示されるようになりました。これにより、目的の項目を簡単に探せるようになりました。
14.「長いテキスト」書式のフィールド変更時、diff形式で表示
以前のバージョンでは、「長いテキスト」書式のカスタムフィールドが変更された場合、diff形式で表示をすることができませんでしたが、3.0.0バージョンからはdiff形式で表示することが可能になりました。
更新履歴で、「diff」をクリックすると、diff形式で変更箇所が表示されます。
15.チケットをコピー時、履歴に自動で関連チケットを登録
以前のバージョンになかった、「管理」->「設定」->「チケットトラッキング」->「チケットをコピーしたときに関連を設定」項目が、3.0.0バージョンから追加されました。
チケットをコピーすると、「コピーしたチケットに関連を設定」項目が追加され、チェックをオンにすると、コピーしたチケットに「コピー元」の関連チケット情報が自動で登録されます。
16.トラッカーが登録されていない場合、「新しいチケット」項目を非表示
以前のバージョンでは、プロジェクトにトラッカーが設定されていない場合に、「新しいチケット」項目をクリックすると、「このプロジェクトにはトラッカーが登録されていません。プロジェクト設定を確認してください。」と表示されましたが、3.0.0バージョンからは、「新しいチケット」項目自体が表示されなくなりました。
(この資料は 「Ankosoft」 社の「Redmine3.0.0 新機能のご紹介」より引用して作成しました。)