はじめに
この記事ではVRChatでアバター改変するときに知っていると知らないのとでは差が出る便利な機能について説明します。
目次
VCCでのバックアップと復元方法
VCCを使ったバックアップと復元方法について解説します。
バックアップ方法
プロジェクトの右上、もしくは右側の・・・を押すと[ Create Backup ]というボタンがあるのでここを押します。
ロードが完了するとバックアップは終わりです。
バックアップの場所はVCCの左下、Settingの[ Backups ]の部分にフォルダが書いてあります。
ここを変更するとバックアップが生成される場所も変わるのでわかりやすい場所に変えておくといいでしょう。


復元方法
VCCの右上、[ Create New Project ]の横にある▽を押すと[ Add Existing Project ]のボタンがあるのでこれを押します。
バックアップされたプロジェクトを選択するとプロジェクトを作成できます。

ブループリントIDを変更し、別アバターや同じアバターとしてアップロードする
まず前提知識として、ブループリントIDとはアバターを識別するためのIDになります。
アバターをアップロードする前にこれを変更することにより、別のプロジェクトでアップロードしたアバターに上書きをしたり同じプロジェクト内でコピーしたアバターを別のアバターとしてアップロードすることが可能です。
変更方法
アバターを選択したときのインスペクターに[ Pipeline Manager ]というスクリプトが入っていると思います。

一度アップロードしたことのあるアバターは[ BlueprintID ]のところに識別番号が書いてあります。
ブループリントIDを削除して別のアバターとしてアップロードしたい場合は下のボタン[ Detach ]を押すとBlueprintIDを削除することができます。
前アップロードしたことのあるアバターに上書きしたい場合、元のアバターのブループリントIDのところをコピーして新しいアバターに貼り付け、[ Attach ]のボタンを押すと上書きできます。
元アバターがなく、ブループリントIDがコピーできないという場合はVRChatSDKの[ Content Manager ]のタブを開き、アップロードしたいアバターの[ Copy ID ]を押すとブループリントIDがコピーできます。

小物を合わせる時に便利な操作方法
初心者でよく躓いているUnityの操作方法について解説します。
Unityの基本操作
よく使われる操作方法はマウスホイールクリックで視点操作、右クリックで視点回転、マウスホイールで拡大縮小ですね。
Unityの画面ではそれ以外にも操作方法があります。
右クリック+WASD
右クリックを押しながらWASDキーを押すとUnityの中を飛ぶように移動できます。
視点移動が速い場合は右クリックを押しながらマウスホイールを回すと移動速度を変えることができます。
これを使えば少しだけ近づくことやちょっとだけ右にずれるみたいなことができるようになります。
近づきすぎると消えてしまう時の対処法
今説明した操作方法を使って近づきすぎると手前側が消えてしまう時があるでしょう。
そんな時はシーンウィンドウの右上のカメラマークを押して[ Clipping Planes ]の[ Near ]の値を小さくしてみましょう。(小さくしすぎると重たくなるので注意)
これをすると近くに行っても消えなくなります。

邪魔な表示を消す

Unityの画面でライトやパーティクルの表示が邪魔になったことはないですか?
これを消す方法を教えます!
右上にあるカメラマークの横のボタンを押すだけ!
Unity2019なら[ Gizmos ]のボタン、Unity2022なら丸いボタン
これで消えます!
※ビューポイントの設定をするときの丸も消えてしまうので注意

Unity上でDeleteしてしまったアイテムを復元する方法
Unityのアセットやアバターを削除してしまった!
簡単に入れなおせるものならいいですが自作したものやプレハブ化したアバター等だと元に戻すのは大変です。
でも安心してください、簡単に元に戻す方法があります!
削除してしまったアイテムはPCのディスクトップ画面にあるゴミ箱へ移動しただけです。
ゴミ箱を開き戻したいアイテムを右クリック→元に戻すで戻ります!
ゴミ箱に入ったアイテムは30日経つと自動で削除されるので注意しましょう。
おわりに
今回ご紹介した機能はほんの一部でUnityを使えば使うほどいい機能はたくさん覚えると思います!
ここに書いた方がいいんじゃないか?という機能があったら是非コメントにお書きください。
気が向いたら追記します。