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AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを受験した時の話

Last updated at Posted at 2019-08-13

この記事の概要

2019/04/29に
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト
(AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA))
を受験したので、その時の記録

試験の概要

aws_c.png

アソシエイトレベル(下から2番目)のアーキテクト向け試験です。

「この試験に合格すると、AWS のテクノロジーを使用して安全で堅牢なアプリケーションを構築およびデプロイするための知識を効果的に証明できます。
可用性、優れたコスト効率、耐障害性を備え、スケーラブルな AWS上での分散システムの設計に関して、少なくとも1年の実務経験のある方が対象です。」
AWS公式より引用:引用元

◼︎ 試験要項
問題数  :65問
試験時間 :130分
受験料  :¥15,000(税別)
合格ライン:100~1000点中720点(約69%)
受験資格 :なし

◼︎ 出題範囲

分野 出題割合
分野 1: 回復性の高いアーキテクチャを設計する 34%
分野 2: パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する 24%
分野 3: セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する 26%
分野 4: コスト最適化アーキテクチャを設計する 10%
分野 5: オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する 6%

**2019/08時点の最新バージョン(Ver.1.5)**のものです。
バージョンアップで範囲等は変更されるので、受験時は公式で確認してください。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト | AWS

勉強開始前の状態

AWSで動いているアプリ開発の業務を1年以上しているけど、インフラじゃなくアプリ開発の方の担当なので、どちらかというとSDKを使ったコードを書くのがメイン。
EC2とかVPCとかのインフラ系のサービスはほぼ使い方がわからない状態
よく触るのは、DynamoDB, S3, Lambdaとかそのへん。

勉強に使ったもの

1. 対策本①
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
試験要項など全体的に情報が古く、ページ数的にも少し薄いのでこれだけだと不安
追加で問題集などの活用がおすすめ。

2. 対策本②
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
比較的新しめの発行で、内容もサービス別ではなく目的別に書かれているため、何のためにそのサービスを使うかがわかりやすい。

3. Web問題集
AWS WEB問題集で学習しよう – 赤本ではなく黒本の問題集から学習する方向
無料でもそれなりの問題数でおすすめ。

4. AWS公式模擬試験

5. AWSアカウント

1~4の順で勉強、
対策本①と②はどちらもKindle版で通勤電車の中で勉強、①を読み終わった後内容が少し古く不安だったので、②を追加で購入しました。
③のWeb問題集はフリープランと有料プランがあり、対策本を読み終わった後、フリープランの問題集だけ利用。
最後に実力を確認する意味も兼ねて、模試を受験。受験料¥2,000とお手頃なので、何度か受験して練習問題代わりにするのもありかも。
公式の模試は本番同様スコアと分野別の正解率のみしか確認できないため、後で見直して答え合わせをするために画面キャプチャで動画に残しておくことをおすすめします。
※問題の公開はもちろん禁止されています。

AWSアカウントは勉強した内容をイメージしやすくするために、無料枠の範囲内でちょこちょこ利用。

勉強時間

トータルで30時間ぐらい?一応AWS自体触ってはいたので、わりとのんびり勉強。
知識不足を補うため読書+練習問題がメイン、座学だけだとイメージしづらいので、触れたことがないサービスは、公式のチュートリアルなどを見ながら一度触れてみる時間も少し作ると、一気に理解が深まった。
公式チュートリアル

ソリューションアーキテクトはAWS認定の中でおそらく一番受験者が多いので、対策本なども比較的多く勉強しやすい方かと思います。

受験後

結果として、スコアは849で合格。可もなく不可もなく。

正直、ネットなんかで受験前にやったこと〜っていう記事で「BlackBelt読んで触りまくった」とか書いてる人が多いですが、試験の内容的に**「アーキテクチャ設計時はこういう考え方をするべき」**みたいな問題も多いので、触るのはあくまでイメージを深めてより理解するためで、座学と半々ぐらいがちょうどいいのかなという感想。

EC2, ELB, VPCなんかのインフラ周りの基本サービスは出題が多いので、EC2,ELBやらで冗長構成の構築とかやってみた方が、楽になるかと思います。

次回は、アプリエンジニアとしてはとっておきたいってことで、デベロッパーアソシエイトを受験予定です。
ちなみに、AWS認定試験は合格するとその他の試験に利用できる模擬試験の無料バウチャー本番試験の50%OFFバウチャーがもらえるので、次回は半額です。

↓合格者特典のバウチャーの使い方は結構解りづらいので、こちらを参考に
AWSの認定試験に合格すると貰える特典を有効活用しよう

2019/8/19追記

デベロッパーアソシエイトも受験しました。
:point_down: AWS認定デベロッパーアソシエイトを受験した時の話
https://qiita.com/aminosan000/items/89bc76f77626314f3182

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