それ、 DBeaver なら簡単にできますよ、というお話です。
手順
マークダウンにしたい行を選択して、右クリックします。GIF では全ての行を選択していますが、1行ずつ選択することもできます。
次に、 高度なコピー から Copy as マークダウン を選択します。すると、マークダウン形式でクリップボードにコピーされます。
例えば、こんな感じです。
|id|memo_id|name|created_at|updated_at|
|--|-------|----|----------|----------|
|1|1|キーワード1|2020-07-20 13:37:41.0|2020-07-20 13:37:41.0|
|2|2|キーワード2|2020-07-20 13:37:41.0|2020-07-20 13:37:41.0|
Qiita に貼り付ける際の注意点
DBeaver で生成したマークダウンを Qiita の記事に貼り付けても、うまく解釈されないことがあります。
それは、カラム名の文字数が3文字未満の場合 です。
例えば、先ほどのテーブルには id
というカラムがあり、その下に |--|
と生成されています。
DBeaver は、カラム名の文字数分、 -
(ハイフン)を生成します( ソースコード )。カラム名が 2文字 ( id
)なので、 -
も 2文字 生成されています。
しかし、Qiita では -
が 3文字以上 ないと、表として認識してくれません。1 |-|
や |--|
ではダメで、|---|
とする必要があるのです。また、これは1番左の列だけでなく、表のどこかしらに、そうした箇所があるとダメなようです。
ということで、先ほど生成したマークダウンを以下のように修正します。
|id|memo_id|name|created_at|updated_at|
|---|-------|----|----------|----------|
|1|1|キーワード1|2020-07-20 13:37:41.0|2020-07-20 13:37:41.0|
|2|2|キーワード2|2020-07-20 13:37:41.0|2020-07-20 13:37:41.0|
すると、このとおりキレイに表示されます!
id | memo_id | name | created_at | updated_at |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | キーワード1 | 2020-07-20 13:37:41.0 | 2020-07-20 13:37:41.0 |
2 | 2 | キーワード2 | 2020-07-20 13:37:41.0 | 2020-07-20 13:37:41.0 |
感想
ということで、 DBeaver を布教したい今日このごろです。2
-
:
(コロン)を使う場合は、コロンを含めて3文字以上必要です。|:-|
ではダメで、|:--|
としなければなりません。 ↩ -
前職は macOS で開発する環境だったけど、なぜかみんな Sequel Pro を使っていて、DBeaver を使っている人は自分以外には1人しかいなかった。そしてみんなから「タブを閉じただけで Sequel Pro がすぐにクラッシュするんだけど対処法知らない?」と聞かれたんだが、そんな不安定なソフトを無理して使わんでも... ↩