TwilioというのはWeb上から電話したりされたりするAPIを提供するサービスです。「数字の1を押せ?」とか、トーンを押すよう要求することもできます。自動音声案内や電話投票に便利です。一回あたりおいくら、という値段設定で、結構安いです
特にコーディングの手続き的な詳細については書きません。知っている人なら上の記事だけでなんとかなります。
アナウンスがあったときに「なんだそれ」(どういう連携だよ、という意味、多分)と言ってた人がいた気がします。別にGAEがTwilioとAPIレベルや課金処理のレベルで連携しているわけではないですよね、これ。単に「APIを取ってきて使えばスムーズに連携できるよ」という良いユースケースの紹介に過ぎない感じ。実際には課金はバラバラですし、ドキュメントも「あっち読め」と書いて有ります。
ただ、キャンペーン的な自由利用の枠がゲット出来るため今はじめるのはお得、という話はありえます。GAEとTwilioの相性も私見では悪くない気がします (Python, Java, PHP の例は豊富です。__PHP__の例ですはい)。このあたりはGAEヘビーユーザ的にどうか、という点は気になります。残念ながら Go言語の例 (とSDK)は、記憶の限りでは皆無です。
日本ではKDDIがTwilio for KDDI という形でTwilioの日本ローカライズの窓口となった関係で、日本語対応が以前より良くなりました。日本の法の縛りがあるためSNSが日本で提供できてないそうなのですが、音声について言えば、海外のTwilioでは存在しなかった待望の日本語音声合成を持っています。
試しに手元でもにょもにょやった感じでは、比較的GAE初心者級の私でも、一日でGAEの復習、Twilioの復習、連携をひと通り出来ました。Twilioについては、アイディアをどうするかが課題です。