はじめに
2020年3月頃の話です。
DVA試験を受けようと思いその前に、
SAA試験でどれくらい勉強に時間がかかって、どんな教材を使っていたのか振り返るために書きました。
受験のきっかけ
今までレガシーな技術に触れることが多く、精神的に参ってしまうことが多々ありました。
なんとかモダンな技術に触れる機会を作れないかなと考えていましたが、
自分に技術力がないことには何もできないですし、
今後、バックエンドの開発者としてやっていくにはAWSは必須な技術かなと思って受験することにしました。
学習前のスキルセット
* 業務でのAWS経験なし
* プライベートでもAWSに触れたことがない
* EC2,S3という名前すら聞いたことがないレベル
学習期間と勉強方法
12月から3月の試験まで約90時間程、費やしました。
12月頃:書籍 (約20時間)
とりあえず、AWSとはどんなものかとっかかりとして書籍を選びました。
通勤の合間に数冊読んでみましたが、
どの本も内容にそれほど差はなかったので1冊で良かったかなと思います。
個人的には AWS認定資格試験テキスト の本がサービスごとに記載されていてわかりやすかったかなと思いました。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト
1月:udemyの講座 (約40時間)
業務で使えるようになるためには、知識だけではなく実際に触ってみることは大事だと思ったので、
AWSのサービスに触れられる、udemyの講座を受けてみました。
AWS初心者的にとっては様々なサービスに触れられるいい機会になりました。
ちなみに、udemyはいつもセールをやっているのでそのタイミングで買うとお得です。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
講座の最後にある模擬試験は全て回答しないと解説が見られないので、
次のkoiwaclubの問題集を解いた後にやった方がいいかもしれません。
2月:koiwaclubの問題集 (約30時間)
実際の試験に近い問題集があるということでkoiwaclubさんの問題集を解いてみました。
AWS WEB問題集で学習しよう
本も読んで実際に触って、そこそこ答えられるんじゃないかと思っていましたが、
2,3割しか分からず悲惨な状態でした。
2周ほどして、試験前には7,8割くらいは解けていたかなという感じでした。
2月下旬:模擬試験
最後にAWSの公式の模擬試験を受験しました。
費用は2,000円程度でした。
AWS 認定試験に備える
結果が良すぎて、結構驚きでした。。
今思うと、簡単な問題ばかりだったのかもしれません。
総合スコア: 92%
トピックレベルスコア:
1.0 Design Resilient Architectures: 100%
2.0 Define Performant Architectures: 100%
3.0 Specify Secure Applications and Architectures: 66%
4.0 Design Cost-Optimized Architectures: 100%
5.0 Define Operationally-Excellent Architectures: 100%
3月上旬:試験本番
銀座のテストセンターで受験してきました。
見知った問題が10問あるかないかしかなく、試験中は結構不安でした。
確信の持てない問題も10~20程あり、本番試験の方が問題集や模擬試験より難易度が高かったなという印象です。
そんな焦りもありましたが、2,3回見直しができる程、時間には余裕がありました。
試験結果
ぎりぎり合格でした。
模擬試験で安心しすぎたかなという感じがありました。
最後に
実際にAWSのサービスを触ってから受験しましたが、
触らなくても合格まで行けそうだないう気がしました。
サービスを触らずに合格できたという合格記をちらほら見かけたのも納得です。
blackbeltやよくある質問ページをあまり読み込んでいなかったので、
DVAやSysOps試験の時にはこちらも読むようにすれば得点アップを狙えるんじゃないかなと思っています。
インフラ初心者でも時間をかければ、なんとか合格できることがわかりました。
この記事が、誰かの参考になれば幸いです。