はじめに
これは、AWS Advent Calendar 2022(カレンダー3) 12/22の記事となります。
※空いていたため、登録させていただきました。
久々のQiitaでの記事投稿です。
2022年もそろそろ終わりますので、今年受験したAWS認定についてまとめてふりかえり、
試験対策、受験した所感について書こうと思います。
筆者について
自分は、都内企業にて情報セキュリティ施策の企画、運用、統制を担当しています。
そのため、AWSを直接触る機会はなく、個人でAWSアカウントを作って細々と勉強しています。
そんな中ですが、昨年までに
- 2019/9 Cloud Practitioner(CLF)
- 2020/3 Solutions Architect - Associate(SAA)
- 2021/7 Developer - Associate(DVA)
と取得してきました。
2022年AWS認定結果
- 2022/2 Security - Specialty(SCS)
- 2022/12 SysOps Administrator - Associate(SOA)
- 2022/6に受験して不合格。二度目の挑戦で合格。
- 2022/12 Solutions Architect - Professional(SAP)
これまで1年おきに1つずつ取得だったのに今年だけで3つ合格でき、
さらにSAPバージョンアップ間もない時期にSAPに合格できたのは嬉しかったです。
試験対策
- AWS公式ドキュメント(Black Belt、Skill Buildersなど)
- AWS公式ハンズオン
- 各認定試験の書籍
この3つを何度も繰り返し使い勉強しました。
「AWS認定」なんだから、AWS公式コンテンツを中心に勉強した方が身になると考え、最近はそうしています。
SOAはハンズオンがありますので、本番に自信もって進められるようになりますし、
将来、対策書籍が出ていない認定試験の対策を少しでも自信もってできるようにするためにも、
AWS公式ドキュメントとハンズオンをやる癖は絶対に付けた方が良いと確信しています。
お世話になった書籍
対策書籍にも本当にお世話になりました。
先人たちが自ら得た知識をまとめ上げた書籍は本当に偉大だなと思い、感謝してもしきれません。
自分もいずれはこうなりたい。
以下の書籍とAWS公式ドキュメントを合わせて何周も読みました。収録されている練習問題を2回やり、間違えた問題はもっと見直しました。
ちなみに、SOA対策本は、6月にSOA1回目を受験して不合格喰らった翌日に出版されました。落ち込んでいた自分に神が授けてくれた武器のように思えましたw
SCS対策
SOA対策
SAP対策
試験に対する所感
SOA
選択式とラボで3時間。思ったより長かったです。
選択式問題はそこそこ難しく時間を要しました。ラボ試験では一部やったことない操作が出題されて焦りました。1回目受験の時は時間に間に合わず、2回目は残り1分で終わりました。
選択式問題は少なくとも2時間以内に終わらせないと、ラボ試験で焦ります。ラボに1時間は絶対に必要です。
また、事前にハンズオンを何度かやった方が絶対に良いです!操作感に慣れておくだけで、手応えが違います。これまで以上にAWSを触る重要性が求められている試験だと思いました。
ラボ試験があるSOAはテストセンターで受けた方が良いと思いました。
1回目はオンラインで受けましたが、ラボ試験問題配信中にフリーズしました。
運良く復帰できましたが、そのせいでリズムを崩してしまいました…
2回目は、自分のPCを使わなくても良いテストセンター受験にしました。
※PCのシステムチェックに引っ掛かり原因がわからず、オンライン受験を諦めたってのもありますが…
テストセンターでは受付、試験ともに終始スムーズに進み、心の平穏を保てました。
コロナでオンライン受験が続いていましたが、テストセンター受験の良さを再認識できました。
SAP,SCS
プロフェッショナルとスペシャリスト試験は、ただただ長文との戦いでした。
自分は前半、問題文読むのに時間をかけすぎてしまい、後半で余裕がなくなってしまいました。
途中から、問題の要点と何を求められているかを探すことに集中して読むようにし、何とか時間内に全問の回答を終えました。
SCSの時もSAPの時も見直しはほとんどできませんでした。特にSAPは最初の10問くらいしか見直しできませんでした。
そもそも、SAPは1問あたり2.4分(180分で75問)、SCSなどSpecialty試験は1問あたり2.75分しかないので、
効率的にさばかないとやってられませんね。
自身が集中力を一番保てる時間帯に受けた方が良かったと思いました。
※お昼の時間帯を跨いだので、途中でお腹が空いた…
その他反省点
SOAリベンジの試験日決め
6月のSOA受験で不合格になってからリベンジを2週間後にしようと思っていましたが、
これまでAWS認定は一発合格出来てきたためか不合格のダメージが思いの外デカく、
リベンジに臆病になってしまい、結果的にズルズルと半年近く過ごしてしまいました。
再受験無料キャンペーンがあったのでリベンジに向けて一歩踏み出せましたが、
いつまでもダラダラ勉強しても余計踏ん切りつかなくなるだけなので、
申し込みから受験日までの期間を長く開けすぎず、受験日を決めたら腹括って申し込み、
とにかく勉強に集中するしかないと再認識しました。
合格したい気持ちを強く持つこと
根性論な話になってしまいますが、
試験勉強中も試験当日も、最後まで合格したい強い気持ちを持つことが大事だなと思いました。
SOAリベンジを決めてからは試験勉強に集中でき、合格したい気持ちが強くなりました。
SCS,SAPは時間がなくなりそうになっても、回答がわからなくても、受かりたい気持ちで食らいつきました。
それでも、SAPは試験終わってから結果発表されるまでは落ちたかもと思ってしまいましたが…
結果、SOA合格、SCSとSAPは一発合格できました。
合格したい強い気持ちを維持できたことも、合格の要因の一つなのかなとちょっと思いました。
そういう意味では、SOA1回目の時はその気持ちが弱かった、どこかスキがあったのかなと思います。
最後に
今年のAWS認定は4戦3勝と、良い結果で2022年を終えることができたと思っています。
IPAの情報処理技術者試験もこんな風に良い結果を出し続けられるといいんですが、
あれは気持ちだけではどうにもならないものなのかなぁ…
※執筆している今日は、データベーススペシャリストの合格発表日…
2023年は他のSpecialty試験(PASだけは気乗りしない…)とDevOps Engineer Professional(DOP)を目指します。
まずは、Database - Specialty(DBS)かAdvanced Networking - Specialty(ANS)のどちらかを受験して、
その後にData Analytics - Specialty(DAS)にチャレンジしたいと考えています。
DOPはDVAの更新まで1年切ったらを受験することを考えています。
この後の試験はすべてしんどそうですが、来年も頑張ろうと思います。
以上です。この記事がこれからSOAやSAPを受験する方々の参考に少しでもなれば幸いです。