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AWS Certified Advanced Networking - Specialty 合格体験記

Last updated at Posted at 2025-04-07

はじめに

2025/1/31に、AWS Certified Advanced Networking - Specialty(以下、ANS)を受験し、合格しました。ANSは過去に2回不合格となった苦い経験があり、自分の中では特に思い入れの深い認定試験でした。AWS全冠チャレンジが終わり、振り返りの余裕ができましたので、記事を書いていきます。

ちなみに、2回不合格となった後に書いた記事は以下です。

書くこと

  • 試験までに取り組んだこと
  • 試験当日のこと
  • 不合格から合格までの振り返り

書かないこと

  • 具体的な設問内容

受験に至った経緯

過去2回不合格となって自信を無くし、AWS認定の受験にも消極的になり、それ以外のアプトプット活動も消極的になってしまいました。

※現に、2023年5月から2025年3月までの間に、ブログの本数も登壇回数もめっきり減りました。

その後、認定試験受験には懐疑的であったものの、DOP、AIFと合格を重ね、去年12月にSCSの更新成功したところで、SCSとANSの親和性の高さに気づき、「このままの勢いで勉強して挑めば今度は行けるかも?」と思い始め、去年末からANSの勉強を再開しました。

取り組んだこと

  • 試験ガイドを何度も確認して、不足している箇所を補う。
  • Skill Builderの公式模試、試験対策コンテンツで学習する。
  • 書籍を読む。
  • AWS公式のハンズオン・ワークショップを実施。
  • テストセンターを予約する。

試験ガイドの読み込みとSkill Builder、公式模試は毎回のことなので、ここでは割愛します。主に実施したハンズオンについて触れていきます。不合格後に書いた記事でも触れているものもありますが、改めて。

ハンズオン

以下のページに、あらゆる分野のAWSのハンズオン・ワークショップがまとめられています。特に実施しておいた方が良いハンズオンを3つ挙げます。

AWS Transit Gateway ハンズオン

ANS受験するならば、Transit Gatewayの理解は必須です。Transit Gatewayでできる大体のことが経験できるかなと思います。良ハンズオンです!しかし、短時間でも費用負担が大きめなため、集中して短時間で取り組んだ方が良いと思います。

AWS Cloud WAN ハンズオン

Cloud WANもANSの試験範囲内です。Transit Gatewayほど優先度は高くないと思いますが、やっておいた方が良いと思います。こちらも費用負担が大きいハンズオンなので、まとまった時間が取れるときにやった方が良いです。

AWS Direct Connect ハンズオン

これはイベントでのハンズオンシナリオのようなので、試すことはできません。 なので、疑似体験のつもりでハンズオンの内容を読んで理解を深めました。Direct Connect は気軽に試すことが全くできないため、AWS公式のドキュメントと後述する書籍をとにかく読みまくるしかありません。

書籍

上記2冊を読みました。ANS-C01に対応している前者の方を中心に読みましたが、両書籍を読み比べるような形で読んで理解を深めていきました。練習問題も2週やりました。 著者の皆様には感謝しかありません。

全冠保持者によるトークセッション参加

取り組みとはちょっと違いますが、ちょうどよいタイミングで全冠保持者によるトークセッションに参加しました。ANS合格すれば全冠も狙えること、「挑戦するには今しかない」と改めて気づき、それがモチベーションを大きく上げる結果となりました。

テストセンター予約

前回の記事で、合格体験の多いテストセンターを選ぶことを書きましたが、ANSに関してはあえて過去2回不合格だったテストセンターを予約しました。また、あえて受験日を自分の誕生日にしました。

「あえて」ここまでしたのは、

  • 同じテストセンターで何度も不合格になりたくなかったから。
  • 自分の誕生日に受験したら、結果がどちらに転んでも忘れられないものになるから。

です。特に、誕生日に不合格という、死ぬまで記憶に残る嫌な結果を残したくなかったから、自分を追い込むためにもこうしました。

試験当日に工夫したこと

テストセンターで配布されるホワイトボードをフル活用しました。 集中力を最後まで切らさないよう、思考停止に陥るスキを与えないように、ポイントとなる文言やネットワーク構成図をとにかく書きました。 試験中に2回もホワイトボードを交換してもらいました。きっとテストセンターの方に、 「こんなにホワイトボードを交換する人も珍しい」 と思われたかもしれません w

「交換」なので当然ですが、ホワイトボード交換を希望すると、それまで使っていたホワイトボードは持っていかれてしまいます。最後の見直しには使えなくなります。

結果

776点で合格しましたが、数問間違えていたら、また返り討ちに合っていました。まだまだ精進は必要です。それでも、3回目での合格で、自分への良い誕生日プレゼントになりました!全AWS認定合格の中でも格別なものになりました。

不合格から合格までを振り返って

過去2回の不合格後に

  • 欲しい資格と自分に必要な資格はイコールではない
  • 必須ではない認定を無理をして取る必要性はない

と考えるようになりました。認定試験のことばかりに目が行ってしまい、知識と技術の広がりが無くなってしまうからです。現在もその考え方は変わりません。特に、ANSは超絶難しいので、大変な思いをしてまで受験することもありません。しかし、

  • ANSを合格できたら全冠も視野に入り、チャレンジするチャンスができる
  • ANS合格や全冠することで、見える景色が見られるようになる(かも)
  • 自信を取り戻したい

と思ったら、ANSが「必要」と思うようになりました。その「必要」は錯覚の可能性もありますが、錯覚にしないためにも、 合格した後も認定が「必要」であり続けるために活動していくしかない」 と考えています。誰かがAWS使った業務をするならばそれをサポートしたり、自身で活用して情報発信することを前提に、日々キャッチアップや学習を繰り返していき、資格保持者として見合うようになっていこうと考えています。今思うと、2回不合格になった時は、単に認定が欲しかっただけでその気概を持っていなかったと思っています。

認定は受かったら終わりでなく、受かった後の行動が重要!

最後に

不合格2回から約2年、ようやく合格体験記として書くことができました。これで資格試験合格体験記の記事は一区切り。今後は、AWSに限らず、技術ネタのキャッチアップとアウトプットに取り組んでいこうと思います。

この記事が、これからAWS認定を受験する方に少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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