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Burp SuiteでBasic認証・NTLM認証に対応して403を回避する方法

Last updated at Posted at 2025-06-27

Burp SuiteでBasic認証・NTLM認証に対応して403を回避する方法

Burp SuiteでWebアプリケーションの通信をキャプチャしようとしたとき、
**「Basic認証」や「NTLM認証(Windows認証)」**が使われていると、
そのままではリクエストが拒否され、403 Forbidden が返されることがあります。

これはBurpが、**Platform Authentication(プラットフォーム認証)**と呼ばれる
OS連携型の認証に対して、自動で対応できないためです。

本記事では、Burp Suiteでそれらの認証に手動で対応する方法と、
認証が通らない場合の代替手段について解説します。


🔍 はじめに:この記事の目的

  • Burpで403が返ってしまう原因を突き止めたい
  • Windows認証(NTLM)やBasic認証が通らず困っている
  • Platform Authenticationの対応方法を知りたい

こうしたケースに該当する方へ向けた、Burp Suite Professional/Enterpriseでの
認証突破とスキャンの成功率を上げるための実践ガイドです。


❓ Platform Authenticationとは?

Platform Authenticationとは、以下のようなOSレベルで連携される認証方式の総称です:

  • Basic認証(ユーザー名とパスワードを直接送信)
  • NTLM認証(Windows統合認証)
  • Kerberos認証(SSO対応、AD環境など)
  • Negotiate(NTLM/Kerberosを自動選択)

これらは、ブラウザやOSのユーザー情報に依存して処理されるため、
Burpのようなプロキシが**そのまま中継しても弾かれる(403エラーになる)**ことがあります。


⚠ よくある警告メッセージ

Burp Suiteで対象ページをスキャンやキャプチャしようとすると、以下のような警告が出ることがあります:

⚠️ This recording will not work in Burp, as the application uses platform authentication.

これは、「プラットフォーム認証」が使われているために、
Burpが自動では認証を処理できず、手動設定が必要ということを意味しています。

Platform Auth Warning


✅ Burp SuiteでのPlatform Authentication対応方法

📦 Burp Suite Professionalの場合

  1. メニューから Settings を開く
  2. 左ペインから Connections > Platform authentication を選択
  3. + Add をクリックし、以下の情報を入力:

Platform Auth 設定画面
Platform Auth 入力

項目 入力内容例
Destination host 対象のホスト名(例: example.com
Authentication type Basic, NTLM, Negotiate など、使用している認証方式に応じて
Username user01 または DOMAIN\user01(NTLM使用時)
Password 上記ユーザーのパスワード
Domain Windowsドメイン名(NTLMやNegotiateの場合)
Domain hostname 認証サーバのホスト名(必要に応じて)

🏢 Burp Suite Enterprise Editionの場合

  1. スキャン対象のサイト設定を開く
  2. Scan settings > Authentication > Platform authentication を選択
  3. 上記と同様に認証情報を入力するだけで対応可能です

⚠ 認証設定の注意点とハマりやすいポイント

  • この機能は Community Editionでは使用できません
  • KerberosやSSOを含む認証では、Burp単体での突破が難しいケースがあります
  • 認証に失敗すると以下のようなレスポンスが返ります:
    • 401 Unauthorized(認証失敗)
    • 403 Forbidden(認証なしでアクセス)
  • ドメイン名・ホスト名の入力ミスが頻出するため、正確に指定すること

💡 認証突破できない場合の代替案

🔄 1. ブラウザ経由でBurpにセッションを流す

  • FirefoxやChromeにBurpのCA証明書をインポート
  • Google認証やSSOをブラウザで実行 → Burpがセッション情報をキャプチャ
  • Session Handling RulesでCookieを引き継いで使える

🔁 2. 他ツール(mitmproxy/Fiddler)との併用

  • NTLMやKerberosに強いプロキシツール(例:mitmproxy)を使ってBurpの前段に挟む
  • 認証済のリクエストをBurp側にパススルーさせる構成もあり

📝 まとめ

方法 必要条件 主な対象認証方式
Burp ProfessionalのPlatform設定 Burp Suite Professional Basic, NTLM, Negotiate
Burp Enterpriseの認証設定 Burp Enterprise Edition Basic, NTLM, Kerberos
ブラウザ経由+セッション共有 ブラウザ認証が可能な環境 Kerberos, SSO
mitmproxy/Fiddlerと併用 プロキシ構成に柔軟性がある NTLM, Kerberos, Negotiate

🔗 補足・参考リンク

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