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C言語Advent Calendar 2015

Day 17

明日使えるCの無駄知識

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明日使えるCの無駄知識(順不同)

以下の文章が全て正しいとは限りません.本当かどうかは各自で調べてください.
もし間違っていたらコメントで教えてください.

  • compound literalを書くときに配列なら(int[]){[10]=11,[100]=1},構造体なら(struct a){.a=1}なんてことができる.詳しくはググれ
  • compound literalは実は左辺値
  • main関数に限ってreturnを書かなくても良い
  • 規格上(処理系定義でない)mainの定義方法はint main(void)int main(int,char**)のみ
  • forやwhileやifやswitchはぶら下がり防止のために暗黙のうちに{}が入る.
  • _Static_assert ( constant-expression , string-literal ) ;というコンパイル時アサーション機能がある
  • _Alignofや_Alignasなんかもある
  • _Bool型,_Complex型,_Atomicもある
  • アンダーバーがうざいと思ったら対応しているヘッダ(stdbool.hとか)で消せる
  • なんかいろいろ(使わなさそうな)予約語が増えた.
  • 例えば,C99でrestrictやinline出たし,C11で_Noreturnが出てきて,その結果quick_exit関数やat_quick_exit関数なんかもできた
  • さらに言えば,getsが廃止された代わりに,I/O系の関数の末尾に_sがついた関数が大量に導入された.gets_sやprintf_sとか.多分殆どの関数は知られていないし,知っている人でも挙動を把握しているのはごく一部だと思う
  • 地味にaligned_allocが追加された.使いどころがフリースタンディング環境くらいしか思いつかない.
  • _Genericが追加されて黒魔術の闇が濃くなった
  • sizeofや_Alignofの中身は通常評価されない.選択されなかった_Genericの中身もそう
  • 無名unionや無名structが導入された.便利
  • structやunionのタグ名とtypedefの型名は同じでも良い
  • struct a {int a;}とstruct b {int b;} は違う型なのでこんなことができる.キモい
#include <stdio.h>
typedef struct a {int a;} a;
typedef struct b {int b;} b;
#define A(aa) ((a){.a=aa})
#define B(bb) ((b){.b=bb})
#define AorB(ab) (_Generic(ab,a:"A",b:"B",default:"default"))
int main(void) {
printf("%d\n",(int[100]){[3]=10,[20]=1}[3]);
printf("%s",AorB(A(1)));
}
  • printfのフォーマット文字を間違えると未定義
  • フォーマット文字と引数の対応が取れてなくても未定義
  • scanfも同じ
  • printfにunix拡張で*や$が使える.詳しくはman 3 printf
  • 忘れてたけど,標準でスレッドがサポートされる.atomicができたのはこのため
  • しかしメジャーな実装系はライブラリやヘッダを用意していない.頑張ってくれ
  • unicoideに対応した.u8""u16""u32""が使える
  • 関数宣言に引数にint i[*]ってできる
  • 可変長配列みたいなもん

**以上!!**他にもあるかも?

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