どういったものか
jupyter notebook のように、特定の行までを実行し状態を持っておくことが出来るので、重い処理をあらかじめ実行しておくことで、その先の処理のみにマシンパワーを集中させることが出来ます。
セルコーディングと言われているみたいですね。
トライ&エラーでコードをガシガシ書きたい人に打ってつけのツールです。
本家サイト - https://beta.observablehq.com
Five-Minute Introduction - https://beta.observablehq.com/@mbostock/five-minute-introduction
ツール一覧
Observable 製の 個人的に好きなツールです。
- Package Dependencies - https://beta.observablehq.com/@mbostock/package-dependencies
- npm module 名を入力すると、その依存ツール一覧が描画されます。
- Visualise Tensorflow.js Model Topology - https://beta.observablehq.com/@aman-tiwari/visualise-tensorflow-js-model-topology
- tensorflow.js 向けモデルのURLを入力すると、そのグラフが描画されます。
各種リンク
Observable を始めるにあたって、見ておくと便利そうなリンクを張っておきます。
- Tutorial - https://beta.observablehq.com/collection/@observablehq/tutorial
- ページ右下の?ボタンからこのページに飛べます。簡単なツール作成の紹介がされています。
- Inputs - https://beta.observablehq.com/@jashkenas/inputs
- Observable では他の作者さんの部品をimportすることが出来ます。便利な入力フォームで、作成者はJashkenasさん!僕が尊敬するエンジニアの一人です!
どういったものに使えるか
ざっくり以下のケースで有用そうです。
- マークダウンを利用しての対話性のあるドキュメント作成
- 簡単なインタラクションを持つWebツール作成
- 重い処理を伴うもの、機械学習など
自分はまずはシンプルにtensorflow.jsを動かしてみました。
https://beta.observablehq.com/@ampcpmgp/tensorflow-js-fit-sample
jsのリロードが無い分ほんと快適です。
おわりに
お試しあれ!