はじめに
11月は、Jr.Champions有志による自主勉強会とJr.Champions Deep Racer Cupが開催されました。今回はその2つについて書いていきます。これからも活動に関して、定期的にアウトプットしていきます!
↓ 前回の記事はこちら ↓
また、この記事はJapan AWS Jr. Champions Advent Calendar 2023に参加しています。
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Japan AWS Jr. Champion Partner Programとは
「Japan AWS Jr. Champion Partner Program」とは、AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1 ~ 3 年目で AWS を積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。本プログラムでは、AWS に関して実践してきた技術的な挑戦や、コミュニティのリードなど自ら起点となって周囲に影響を与えているか、アウトプットを通じて周囲へ貢献しているか、という観点が評価の対象になります。2023 Japan AWS Jr. Champions に選出された方は、一定の技術力があり、社内の AWS コミュニティをリードでき、今後は Japan AWS Top Engineers そして Japan AWS Ambassadors になることが期待される皆様です。
2023年は82名が選出されており、これから1年間Japan AWS Jr. Championsとして活動していきます。
Jr.Champions勉強会
Jr.Champions勉強会通常回
「何から始める?CSPM」
CSPMとは
CSPMとは、クラウドセキュリティ態勢管理と訳されるソリューションのこと。
クラウドインフラストラクチャのセキュリティリスク低減を目的とするもので、主な機能としてクラウドサービスの設定を継続的に評価することが挙げられる。
参考 セキュリティ用語解説:CSPM(Cloud Security Posture Management)
感想
CSPMをAWSで行う第一歩として、AWS Security Hubを紹介してくださいました。私はちょうどAWS Security Specialityを勉強中で、問題を解いているときにSecurity Hubをよく目にしていたのでタイムリーでありがたかったです。実際の画面を見ながらSecurityHubの機能を紹介してくださったり、考慮するポイントを4W1H(なぜ実施するか、いつ実施するか、どのセキュリティ基準で評価するか、どこまで対応するか、どうやって対応するか)で解説してくれて分かりやすかったです!
「Powershellで頑張る」
感想
発表の前に社内でのJr.Championsの取り組みを発表してくださいました。Jr.Champions主催で、登壇後にQiita投稿をするという制約付きでAWSネタOnlyのLT会を開催したということです。社内のアウトプットを活性化する良いイベントだなと感じました👏
発表では、実際の画面を交えながら作業内容について説明してくださいました。CLIではなく、PowershellでAWSの作業する画面を見るのは初めてだったので新鮮でした。このような珍しい経験をLTにするという切り口も自分の武器として持っておきたいなと感じました!
Jr.Champions勉強会TopEngineer参観回
「Amazon BedrockとAmazon Kendraで専門知識から回答できる生成系AIサービスを構築!~業務効率化につなげている話~」
Amazon Bedrockとは
API を通じて主要な基盤モデルを利用できるようにするフルマネージド型サービス。生成系 AI アプリケーションの構築に必要な幅広い機能も備えているため、プライバシーとセキュリティを維持しながら開発を簡素化できる。
Amazon Kendraとは
機械学習 (ML) を利用する高精度で使いやすいエンタープライズ検索サービス。企業全体に散在している情報にすぐ辿り着けることができるようになる。
感想
紹介してくださったサービスは、ドキュメントやマニュアルが多くある弊社でもぜひ使いたいなと感じました。BedRockとKendraを組み合わせてサービスを作るだけでなく、s3コネクタやKendraの機能を使って改善を続けていて素晴らしかったです!また、他の会社でも以下のようなBedrock Kendraの組み合わせ事例が生まれているとのことを紹介してくださいました。
「改めて知るAWS Supportの使い方!!」
AWS Supportとは
AWS サポートとは、お客様がインフラストラクチャを AWS クラウドで運用できるように技術的な問題に関して支援するサービス。経験豊富な技術サポートエンジニアから、1対1で迅速なレスポンスをもらえることが特徴。
感想
AWSの技術的なお問い合わせに関するガイドラインを参考に発表を作成したそうで、対応する側の視点が多く取り入れられた興味深い発表でした。「質問したいサービスが複数ある場合はサポートケースを分ける」や、「文章内や題名に『急ぎ』といれても緊急対応してくれないため、適切に緊急度を設定する」というように対応時に気を付けるべきことを具体的に紹介してくださって分かりやすかったです。今後AWSサポートを利用する時に意識していきたいと思います。
おまけ
当日の勉強会は、オンラインと対面のハイブリッドで開催されました。私はAWSオフィスにて対面の勉強会に参加しました。いつもオンラインで参加しているので新鮮で楽しかったです!そして写真にも小さく東京タワーが映っていますが、とても夜景が綺麗でした😊
Jr.Champions DeepRacerCup
11月末にはオンラインイベントが開催されました。
流れ
- NTT DATA Global Ambassador Japan Meetup Event Recap
- Re:inventのポイント紹介
- DeepRacer 決勝
感想
まずは、11月頭に開催されたNTTデータ様のMeetUpイベントのRecapが行われました。そのイベントでは、海外グループのAWS Ambassadorsの方々が集結し、英語によるセッション・懇親会が行われたとのことです。Recapでは、当日発表された、海外のAWSコミュニティや女性エンジニアのキャリアに関するセッションのまとめや、当日Jr.Championsの方が発表したRDSカスタムに関するLTについて共有がありました。それぞれの国でのAWS活動やキャリア観が聞けて面白かったです。
それからRe:inventの基調講演の紹介があった後、DeepRacerの決勝が開催されました。
決勝レギュレーション
- エントリー
- レースオープン期間1モデル
- 計測方式
- 3min / Best lap time方式
- コースアウト
- 3秒ペナルティ加算
- 使用コース
- Fumiaki Loop
- 富士スピードウェイレーシングコース が元になっているらしい
- Fumiaki Loop
カーブの多い超難関コースに5人のJr.Championsが挑みました。
写真:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/deepracer/latest/developerguide/customize-community-race.html
Jr.Champions Lead、Yukkiさんのアツい実況とともに、白熱した戦いが繰り広げられました。折れ曲がるようなカーブも、皆さんスピードを調整しながら通過していて凄かったです!私は、10月のDeepRacerの予選以降DeepRacerを触っていないのですが、皆さんの走りを見てまたDeepRacerをやりたくなりました!
今回はここまでです!ありがとうございました。