はじめに
今更な感じではありますが、ITIL(V3-2011)ファンデーションを今年2月に受験し合格しました。
受験するにあたって私自身が感じたことなどを記載していこうと思います。
※2022年現在、2019年に誕生したITIL4が最新となっています。
ITIL4はITILv3のステップアップ的な位置づけのようでしたので
ITILの基礎的な知識を身に着けたいと考え、ITILv3を受験しました。
ITIL(V3-2011)ファンデーション試験について
ITIL(V3-2011)ファンデーションの試験概要は以下の通りです。
・試験方式:CBT方式
・出題数:40問
・出題形式:4択
・試験時間:60分
・合格基準:26問以上の正解(65%)
・受験料:43,890円(税抜)
・試験日:随時(テストセンターにより異なる)
・受験資格:特になし
学習方法について
学習時間は平日1日1時間程度で1か月程です。
通勤中や仕事の空き時間、休憩時間に黄色本と呼ばれる
ITIL ファンデーション シラバス2011とPing-tの問題集で勉強しました。
黄色本で各プロセス毎に勉強して、Ping-tでも同じく各プロセス毎に模擬試験を受け、
よく間違える問題や理解できていない用語は黄色本やPing-tの解説を読みつつノートにまとめる。
Ping-tで全問正解(コンボ318)になったら、全問を通しで解いて90%以上を
連続で3回ほどとれるようになるまで自由演習を行いました。
極力お金をかけたくなかったため私は利用しませんでしたが、
クラムメディアで販売されている問題集はネットの評判を見る限り
的中率が高く、ほぼ同じ問題が本番でも出題されるらしい。
1か月6,000円と少々お高いですが、確実に合格したい方は利用するのもいいかと思います。
試験の流れについて
札幌市のテストセンターで受験しました。
受付では身分証明書2つ(写真入り身分証明書+保険証や署名入りクレジットカードなど)を
見せて本人確認をします。私は運転免許証と署名入りのクレジットカードを出しました。
試験会場に持ち込めるのはハンカチ、ティッシュ、目薬、写真付き身分証明書と
ロッカーのカギでそれ以外のものはすべてロッカーへ。
必要なものは事前に手元に用意し、受付で見せてから入室する流れでした。
机にはメモ用紙や筆記具、ほかにイヤーマフが用意されています。
上記持ち込んだものは机の上に置いておきます。
実際の試験についてはそれほど難易度は高くありませんでしたが
この試験特有なのか?海外の資格特有なのか?問題文や回答文の言い回しがわかりづらく、
私が学習の為に利用したPing-tや黄色本の問題文との違いがあり、少し面食らいました。
試験の合否は試験終了時にPCの画面に表示されます。
具体的な得点や合格証書については試験終了後、登録したメールアドレス宛にリンクが
届くようになっていてメールのURLから受験番号など入力して確認できます。
合格証書を紙で欲しい場合は別途申請(有料)する必要があるみたいです。
試験終了15分前くらいで完了し無事、約8割の正解率で合格することができました。
最後に
合格できてひとまず安心しました。
受験費用も会社の資格取得補助制度のおかげで戻って来ています。ありがとうございます。
ITIL4がリリースされて早3年経っており、また、ITIL3ファンデーションの英語版については
すでに配信終了しているため、日本語版も近いうち終了になるとみられます。
ITIL4を受けるべきだったかな?
これから勉強を始められる方はITIL4取得を目指すのがよろしいかと思います。