この記事は沖中塾アドベントカレンダー15日目の投稿です。
※2023年5月追記
5月23日からTwitterとの連携はIFTTTの有料会員登録が必要になりました。
TwitterAPI有料になったし仕方がないよね。悲しみ。
1.お気に入りアカウントのツイートをLINEで取得したい
1-1.ちいかわを快適に読みたい
突然ですが、夫婦でなんかちいさくてかわいいやつ「ちいかわ」にハマっています。
ちいかわはTwitterで不定期連載されているマンガです。
@ngnchiikawaのアカウントから2~3日に1回、多い時は毎日投稿されます。
夫はTwitterをやっていないので、私がマンガが掲載されているツイートを見つけては、
画像をダウンロードしてLINEで送るということをしてました。
ツイートされる時間も不定期で見逃してしまうこともあったので、
自動でTwitterからLINEに送る仕組みをIFTTTで作りました。
1-2.IFTTTとは
IFTTT(イフト)とは、簡単に言うと様々なWEBサービス同士を連携させたり、
WEBサービスとスマートスピーカーなどのIoTデバイスを連携させての操作することができる仕組みです。
IFTTTは『IF This Then That』の頭文字から名前が付けられています。
If もし
This ●●トリガー
Then したら
That ●●アクション する
というような流れでIFTTTのアプリでフロー(レシピといいます)を組み込んでいきます。
1-3.Twitter×LINEのレシピ内容
今回は、
特定のアカウントがツイートすると、指定のLINEグループにツイートを送付する
というようにしたいので
This トリガーをTwitter That アクションをLINEにします。
If もし
This ちいかわがツイート
Then したら
That LINEに送付 する
といったレシピです。
実際に作ってみましょう。
2.IFTTTでTwitter×LINEを連携させる
IFTTTはPC,iOS,Androidのデバイスで作成できますが、
今回紹介する方法はiOSのアプリから作成していることをご了承ください。
2-1.事前準備
- IFTTTのアプリをダウンロード
- IFTTTアカウント登録⇒Google、Facebookアカウント、または Emailでの登録が必要です。
- Twitterアカウントの準備
- LINEアカウントの準備
IFTTTのアカウント登録などは↑の記事を参考に実施してみてください。
TwitterとLINEのアカウント連携はレシピを作る際に求められますので、
その都度連携をしてください。(今回は詳細は割愛します)
最初の1度だけ登録することが多いですが、それ以降は再度連携などは不要になります。
*ツイートを送付するLINEグループの作成(これは無くてもOK)
2-2.トリガー設定
アプリトップ画面の私のアプレット画面の下部中央の作成するボタンを押すと作成する画面になります。
『If This』で追加するを押します。
『Twitter』と検索するとアイコンが出てくるので選択しますします。
トリガーの選択画面になりますので『New tweet from search』を選択します。
初回はここで自分のTwitterアカウントとの連携を求められますので連携してください。
『Search for』に『from:ngnchiikawa』と入力します。
※IFTTTでもTwitterの検索コマンドが有効です。
これでトリガーの設定は終わりです。
2-2.アクション設定
次にアクションを設定しています。
『Then That』を押します。(画像をスクショするタイミングが空いてしまったので微妙に画面が2-1と違いますが気にしないでください)
『LINE』と検索するとアイコンが出てくるので選択します。
アクションはそのまま『Send message』を選択します。
初回はここでLINEアカウント連携が求められると思いますので、連携してください。
連携するとLINEアカウントに自分のアカウント名が記載されます。
その下のRecipientにツイートを送付したいLINEグループを選択します。
(今回はあらかじめちいかわおしらせというグループをつくりました)
※初期設定は『1:1でLINE Notifyから通知を受け取る』になっています。
LINEグループへの送信の場合もLINE Notifyからツイートが送信されてきます。
その下のMessage部分はツイートをLINEに通知する際のメッセージ内容となります。
色々変更できますが今回はこのままとします。
Photo URL の部分は画像取得内容です。
ここもいろいろ選択肢がありますが、ちいかわの場合、画像一枚のツイートが多いので『FirstLinkUrl』を選択しましました。
アクションを作成するを押して、アクションの設定完了です。
2-3.完成
最後にレシピのタイトルが変えられますのでお好みの名前に編集をしてください。
この後『ちいかわがツイートしたらLINEに通知がくるよ』と変更しています。
これで完成です。
こんな風に『IF This Then That』という順序でTwitter×LINEのレシピが完成しています。
実際にこんな感じでLINEに通知が来ます。
ちいかわのツイートはRTも含めてLINEに送付されるので、リンクや画像の取得がうまくいかない時もありますが、
メインの漫画の取得ミスは今のところなく、良好です。
FirstLinkUrlで画像もLINEに取得をできるようにしているのでLINEアルバムはちいかわで溢れていてハッピーになります。
ちなみにLINEに直接送られてくることで、夫の方から「ちいかわ更新されてたよー」なんて教えてもらうことも多くなりました。
IFTTTは慣れればすごく簡単で、通勤時間などにレシピを組むことも多いです。
皆さんもぜひやってみてくださいね。