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LabVIEW Tips: LabVIEW 開発環境のツールメニューに機能追加

Last updated at Posted at 2014-06-11

概要

VC++などのIDEでは外部エディタで編集中のソースを開いたりできるようにコマンドをメニューに追加できたりしましたが、
LabVIEWでも、開発環境のツールメニューに自分で機能を追加することができます。

ツールメニューに表示される項目に該当するVIが保存されているフォルダ

LabVIEW起動時に以下のフォルダをスキャンしてツールメニューに表示するようになっているようです。

C:\Program Files\National Instruments\LabVIEW 20xx\project

ツールメニューに登録されているおもな機能

  • MAXの呼び出し
  • VI比較
  • VI統合 などなど

自分で作ったVIを追加する

このフォルダに自分で作成したVIを追加することで、ツールメニューに機能を追加できます。

サンプルコードが貼り付けられないので、自作のツールをgithubで公開してみました。
現在アクティブなVI(実際にはメニューを呼び出したVI)が保存されているフォルダをエクスプローラで表示するというものです。

openExplorer_LvPlugin.vi というファイルを所定のフォルダにコピーして、LabVIEWを再起動すると、ツールメニューに"openExplorer..." というメニューが表示されます。
適当なVIを開いて"openExplorer..."を選択すると、エクスプローラが起動してフォルダが表示されるはずです。
TortoiseSVN/Gitなどを使っている方なら、そこからエクスプローラのメニューから呼び出すことができて多少は便利になるかと思います。

なお、複数のバージョンのLabVIEWをインストールされている場合は、それぞれのprojectにこのVIをコピーしてください。

おまけ

ついでに、ツールメニューからTortoiseSVNのlog/add/commitを呼び出すプラグインも作ってみました。

TortoiseProc.exeを呼び出しているだけなので、ちょっと修正すればTortoiseGit用にも利用できそうです。

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