cRIO-906x(NI LinuxRT)用のC/C++開発時のメモ
toolchainについての情報
LabVIEW 2014 NI LinuxRT toolchainについての情報はこちら
https://decibel.ni.com/content/docs/DOC-39252
cRIO-9068などのCPU がARM搭載cRIOを前提にARM用のtoolchainの説明になります。(Atom搭載cRIOの場合はx64用を使います。)
"GNU C & C++ Compilers for ARMv7 Linux (Windows host) 2014"から 2014Eclipse.exe をダウンロードします。
Eclipseの動作用にJavaが必要です。私はJRE7を使用しました。
ちなみに2014Eclipse.exeに含まれているEclipseはKeplerです。
チュートリアル
Eclipseでクロスコンパイル&リモートデバッグするための手順はこちら
http://www.ni.com/tutorial/14625/ja/
ちなみに RaspberryPiのWindowsクロスコンパイル環境をEclipseで構築する時もだいたい同じ感じになります。こちらはネットにたくさんの情報があります。
LinuxやC/C++クロスコンパイルに不慣れな方は、いきなりcRIOで試すより、RaspberryPiでちょっと肩ならししてからの方がいいかもしれません。RaspberryPiは気軽に入手できますから。
Eclipse設定(Windows用)
プロジェクト開始時に聞かれる、prefixとpathの情報
ARM用のツールチェインの場合は、以下のようになります。
prefix: arm-nilrt-linux-gnueabi-
path Win7 32bit:
C:\Program Files\National Instruments\Eclipse\14.0\arm\sysroots\i686-nilrtsdk-mingw32\usr\bin\armv7a-vfp-neon-nilrt-linux-gnueabi
path Win7 64bit:
C:\Program Files (x86)\National Instruments\Eclipse\14.0\arm\sysroots\i686-nilrtsdk-mingw32\usr\bin\armv7a-vfp-neon-nilrt-linux-gnueabi
上記は、LabVIEW 2014用で、2015になったら、また新しいtoolchainが公開されるかもしれません。その時はprefixやpathが変わる可能性があります。