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データサイエンスの新着情報を収集するために使っているサービスたち

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この記事はZOZOテクノロジーズ #4 Advent Calendar 2019 24日目の記事です。
昨日は @maoyama さんの「SwiftUIでgit-blame-pr.plをMacアプリにしてみた」でした。

はじめに

こんにちは。ZOZOテクノロジーズ ZOZO Researchの後藤(@Ryosuke0624)です。本記事では、私がデータサイエンスの新しい話題をキャッチアップするために、日常的に実践している情報収集の方法を述べたいと思います。

メールマガジン

データサイエンスや機械学習のジェネラルなニュースは、メールマガジンの購読によりカバーしています。

Weekly Machine Learning

https://www.getrevue.co/profile/icoxfog417
週1回の頻度で届くメールマガジンです。その週に話題になった機械学習に関するニュースが、短い紹介文とともにまとめられています。1週間に登場する機械学習に関するニュースは膨大ですが、企業で機械学習を実践している方によるフィルターにより、難なく追える程度の分量に厳選されているのが有り難いです。

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The Batch

https://www.deeplearning.ai/thebatch/
週1回の頻度で届く、トップAI研究者のAndrew Ngさんによるメールマガジンです。その週の厳選されたAI関連のニュースがNgさんの感想とともに紹介されます。

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Google Alerts

https://www.google.com/alerts
Google Alertsは、関心のあるキーワードを登録すると、そのキーワードに関連する最新のニュースを通知してくれるサービスです。一例ですが、現在開発を進めている機械学習システムに関連するキーワードを登録することで、テックベンチャーのPRTIMESの投稿や競合の動向などをキャッチしています。広い話題を扱わざるを得ないメールマガジンではカバーできない、狭い話題をカバーするのに有用なツールです。
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Google アプリのニュース推薦

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.googlequicksearchbox
アプリ版のGoogleです。このアプリ内では閲覧履歴に基づいたニュースが推薦されます。推薦される内容は都度変わりますが、私の場合は「データサイエンス」、「クラウドコンピューティング」、「ファッションテック」、「テックベンチャー」に関する話題が多いようです。日常的には追わないメディアの、興味深い記事がピンポイントで推薦されることがあり、面白い発見が多いアプリです。

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Google Scholarの「おすすめの論文」

https://scholar.google.com/
Google Scholarは学術論文の検索サービスです。このサービスの「おすすめの論文」モジュールでは、自分が過去に執筆した論文やお気に入りに登録した論文を元にGoogle Scholarが新着の関連論文を推薦してくれます。私は研究が本業というわけではないので、arXivを毎日チェックのではなく、「おすすめの論文」を眺めることでなるべく効率的に関連分野の動向を追うようにしています。

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Google Scholarの「アラート機能」

https://scholar.google.com/
Google Scholarのアラート機能です。キーワードを登録しておくと、キーワードを含む新着論文がメールで通知されます。著者を登録しておくと、その著者が書いた論文や引用された論文も通知されるので、自身の研究分野でトップの研究者を登録しておくと、関連分野の新着論文がバンバン届きます。例えば、私の場合「deepfashion」というファッションに関する研究で度々使われるデータセットの名前をキーワードとして登録しておくと、Precisionの高い結果が得られます。

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おわりに

情報収集のツールが確立していない方のお役に立てれば幸いです。
明日は @ararajp さんの担当です。お楽しみに!

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