ソフトはlinuxで作成しているがVisual StudioのIntellicenseが使いたいと思い調べていたら、できそうだったので記載する。
-準備
この記事内容を確認しておく
#プロジェクト作成
下記手順で適当なmakefileプロジェクトを作成する。
「ファイル>新規作成>プロジェクト>Visual C++>クロスプラットフォーム>Linux>メイクファイルプロジェクト」
作成したらmain.cppとmakefileを追加する。文字コードはUTF-8(BOMなし)にすること。
#include <iostream>
int main() {
std::cout << "Hello world" << std::endl;
return 0;
}
all: main.o
g++ -o main main.o
main.o: main.cpp
g++ -c -g -O0 main.cpp
clean:
rm -f main main.o
#Intellicense設定
下記の設定の。更新を押し、linuxのヘッダーをダウンロードする。
「ツール>オプション>クロスプラットフォーム>接続マネージャ>リモートヘッダー IntelliSenseマネージャー」
ダウンロード後、探索を押すと、ダウンロードしたパスが開く。
そこにあるcpp_includes.txt内のパスを下記インクルードの検索パスに入力すると、Intellicenseが有効になる。
※Version 15.9.7ではIntellicenseが効かないバグがある模様
#ビルド実行
リモートビルドの各項目に下記を記載する
ビルドコマンドライン
cd $(RemoteRootDir)/$(ProjectName);make
すべてリビルドコマンド
cd $(RemoteRootDir)/$(ProjectName);make clean;make
クリーンコマンドライン
cd $(RemoteRootDir)/$(ProjectName);make clean
出力
/home/a/projects/Project1/main
出力は本来は下記の記載で問題ないはずだが、Version 15.9.7ではエラーが出るため、linuxのパスを直接記載する。
$(RemoteRootDir)/$(ProjectName)/main