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Voiceflowで作成したAlexaスキルをGoogleアシスタントに変換する

Last updated at Posted at 2019-08-31

@kun432 さんが始められたVoiceflow 夏休みAdvent Calendarの1日分の記事を書かせていただける事になりました。
現在は12時を過ぎ9月1日になってしまったので、「新学期の登校日までに間に合わすぞ」という学生のような気持ちでまとめております。誠に申し訳ありません。

##初めに
Voiceflowで作成したAlexaスキルは、Googleアシスタントのアプリに変換できます。これもVoiceflowの魅力の一つです。ちょっとした手間で、別のプラットフォームに水平展開できるなんて、魅力的です。

基本的に英語が苦手でなければ、下記の公式ドキュメントを参考にすれば、設定が出来るはずです(詳細は後述)。
Uploading Your Project to Google Assistant
Deploying Your Google Assistant Project to Production

しかし、英語のWebサービスは表示周りの変化が早く、ちょっとしたことが躓きの元になります。
日本語記事があった方が、初めてスマートスピーカーに取り組む方の参考になると思い、今回この記事の題材に選びました。

##前提
一度、Googleアシスタントのアプリを作成した事がある方
(ない場合は各アカウントの初期登録画面は表示されると思われます。)
この記事は、2019年8月31日から9月1日にかけてキャプチャしました。

##Voiceflowでの操作
作成したAlexaスキルの画面上部の「Google」を押下。
6.png

右上の青い箇所が「Upload to Google」に変わるので、押下。
7.png

Interactionブロックの箇所に!マークが表示されます。
Intentの種類が内部的に違うのでしょうか、今一度設定しないといけません。
Interaction choices are platform-specific. You are currently on Google
Google翻訳:インタラクションの選択はプラットフォーム固有です。 現在Googleを使用しています

8.png 10.png

口寄せバトルを終了するか否かを、Alexaスキルでは標準ビルトインインテント「AMAZON.YesIntent」「AMAZON.NoIntent」で設定していました。
12.png

当然Googleアシスタントにも同様のインテントがあるのですが、現時点では表示されていません。応急処置で作成しました。
13.png

!マークが表示されたブロックがない事を確認し、「Upload to Google」を押下します。
15.png

Test your Skill on your own Google device, or in the Google Actions console
Google翻訳:独自のGoogleデバイスまたはGoogleアクションコンソールでスキルをテストする
14.png

「DIALOGFLOW CREDENTIALS」と表示されます。
青字のhereかSetup tutorialをクリックしてください。
16.png

先ほど紹介したUploading Your Project to Google Assistantが別タブで表示されると思います。

よいよここからが本題です。

##Actions on Googleでの操作
Google Actionsのアカウントを作成します。
17.png

https://developers.google.com/actions/ を表示し、「GO TO ACTIONS CONSOLE」を押下。

Welcome to Actions on Googleと表示されるので「New project」を押下
18.png

Project Nameは任意の名称を入力してください。
(市販の書籍のサンプル通りに入力したら、エラーが出ることがあります。確証はないのですが、世界中においてユニークな名称でないといけないのか?)
19.png

English United Statesの箇所は、Japanese Japan に変更し、「Create project」を押下
20.png
21.png

画面が変わるまで、少しお待ちください。
22.png

Welcome to your new project! と表示されます。スクロールを一番下に下げてください。
23.png

「Conversational」を押下
24.png

「Build your Action」を押下
25.png

「Add Action(s)」を押下
26.png

「Add your first action」を押下
27.png

CREATE ACTION と表示されるので、Custom intentが灰色になっている事を確認し「BUILD」を押下
28.png

別タブで「Dialogflow」が表示されます。
29.png

##Dialogflowでの操作
DEFAULT LANGUAGE欄を「Japanese - ja」に変更してから「CREATE」を押下
30.png
31.png

歯車マークの箇所を押下
31.png

Service Account欄の、水色のリンク箇所を押下
32.png

別タブで「Google Cloud Platform」画面が表示されます。

##Google Cloud Platformでの操作
「サービスアカウントを作成」を押下
33.png

「サービスアカウント名」欄に、「Voiceflow Creator Tool」と入力し、「作成」ボタンを押下
34.png
35.png

役割を選択を押下
36.png

スクロールさせDialogflowを見つけてください。
x Dataflow ではありません
37.png

Dialogflowを選択し、さらに右側で「Dialogflow API管理者」を選択してください。
50.png

役割欄が「Dialogflow API管理者」になっている事を確認し、「続行」を押下
51.png

「鍵を作成」ボタンを押下
追加.png

キーのタイプがJSONが選ばれている事を確認し、「作成」ボタンを押下
43.png

秘密鍵がパソコンに保存されました と表示されます。
保存されたjsonファイルをご自身の分かりやすいフォルダに移動してください。
45.png

先ほどのVoiceflowタブの「DIALOGFLOW CREDENTIALS」に戻り、jsonファイルをドロップするか青字のBrowseを押下します。
47.png

Invalid Dialogflow Credentials, try creating new file と表示されました。
53.png

現在、Voiceflow公式窓口に問い合わせ中です。詳細が分かり次第、記事を修正します。

##最後に

私は当記事を書くにあたり、休日に1日分の記事を書くだけでも大変な思いをしました。
毎日記事をコツコツと積み上げられた@kun432 さんのVoiceflowにかける情熱には、頭が下がる思いでいっぱいです。

なお、サンプルのAlexaスキルは、いわゆるジャンケンです。
勝敗のロジックは、じゃんけんアルゴリズムをちょっと応用を参考にしました。ありがとうございました。

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