はじめに
VSCodeで個人的に便利だと思っているショートカットとコマンドを紹介します。
知らなくても困らないけど、知っていると役にたつかもしれないくらいのやつです。
いろんな記事で紹介され尽くしている内容ですが、参考になれば幸いです。
ショートカットキーはMac版なので、Windowsの方は「Command」→「Ctrl」などに適宜読み替えてくさい。
1. キャメルケース、スネークケースなどに変換する
文字の区切りを大文字で表現するキャメルケースやアンダーバー(_)で表現するスネークケースに変換することができます。
以下の5種類が用意されています。
コマンド入力のパレットはCommand
+Shift
+P
で出せます。
コマンド | 動作 |
---|---|
Transform to Camel Case | キャメルケースに変換 e.g., thisIsSomeVariable |
Transform to Kebab Case | ケバブケースに変換 e.g.,this-is-some-variable |
Transform to Pascal Case | パスカルケースに変換 e.g.,ThisIsSomeVariable |
Transform to Snake Case | スネークケースに変換 e.g.,this_is_some_variable |
Transform to Title Case | タイトルケースに変換 e.g.,This Is Some Variable |
キャメル、ケバブ、スネークは区切り文字がそれぞれ大文字、「-」、「_」です。
パスカルケースはキャメルケースの先頭が大文字になったもの、タイトルケースは単語が全て大文字始まりになったものです。
2. 大文字、小文字に変換をする
以下のように選択範囲のアルファベットを大文字/小文字に変換することができます。
コマンド | 動作 |
---|---|
Transform to Lowercase | 全て小文字に変換 |
Transform to Uppercase | 全て大文字に変換 |
もちろん、2.で紹介したコマンドと組み合わせることもできます。
sameValue
をSAME_VALUE
という定数のような形式にしたい場合には、Transform to Snake Case
の後にTransform to Uppercase
を実行すると変換できます。
sameValue
-> same_value
-> SAME_VALUE
3. インデント単位で開閉する
指定したインデントで閉じることができるショートカットです。
キー | 動作 |
---|---|
Command+K Command+1 | インデントレベル1で閉じる |
Command+K Command+2 | インデントレベル2で閉じる |
... | ... |
Command+K Command+7 | インデントレベル7で閉じる |
Command+K Command+J | インデントを全て開く |
インデントレベルは7まで対応しています。
長いファイルやテストファイルなどで活躍します。
4. 特定の単語が含まれている行を全削除する
以下のように「index」が出現する行を全て選択し、行を削除することができます。
使用しているコマンドは以下の二つです。
キー | 動作 |
---|---|
Command+Shift+L | 現在の選択のすべての出現箇所を選択する |
Command+Shift+K | 行を削除 |
5. 複数行をいい感じに編集する
Command+D
で単語選択してカーソルを増やした後にOption+矢印キー
やCoomand+矢印キー
でうまく移動して複数行を編集するテクニックです。いい感じに編集できると快感です。
複数行選択に活用できそうなコマンドは以下の通りです。
キー | 動作 |
---|---|
Command+D | 単語を一つずつ選択 |
Command+Shift+L | 現在の選択のすべての出現箇所を選択する |
Command+Option+矢印キー | 現在の選択のすべての出現箇所を選択する |
Option+矢印キー | 単語単位で移動 |
Option+Delete | 単語単位で削除 |
Coomand+矢印キー | 先頭/最後へ移動 |
Coomand+Delete | カーソルから前を削除 |
まとめ
個人的に便利だと思っているショートカット、コマンドについて紹介しました。
参考になれば幸いです。