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Xilinx Zynqのブートシーケンスを、USBロジックアナライザとジャバスクリプトを使って確認する

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新しいXilinx Zynq SoCシステムの開発過程では、ハードウェアの仕様を理解し、シグナルのタイミングをみることが重要である。残念ながら、ブートシーケンス内のQSPIのトランザクション速度の仕様は、明らかでない場合もある。Digilent Digital DiscoveryとHigh Speed Adapterシステムでは、100 MHz以上のはるかに速いクロック速度で起こるQSPI伝送を可視化できる。Digital Discoveryは512 MB DDRを搭載しているため、非常に大規模な収集を実行することが可能だ。そのため、エンジニアや開発者はブートシーケンスを可視化し、タイミングを特定することができる。

Digital Discoveryは、USBロジックアナライザ(USB Logic Analyzer)であり、プロトコルアナライザ(Protocol Analyzer)であり、またパターンジェネレーター(Pattern Generator)でもある。デジタル入力と出力は、単純なワイヤプローブまたはブレッドボードワイヤを使えば回路に接続することができる。あるいは、より高度なプロジェクト向けに、Digital Discovery High Speed Adapterとインピーダンス整合されたプローブを使い、入力と出力をつなげて利用することも可能だ。

Digilent ZYBO Zynq SoCプラットフォームのフラッシュメモリのブートシーケンスを見てみる。まず初めに、SOICクリップを使ってQSPIシグナルを取り出し、Digital Discoveryのロジックアナライザに取り込む必要がある。

digitaldiscovery_zyboz7-demo-2000.png

次に、ジャバスクリプトを使ってデバッグテストを作成し、WaveFormsで信号をデータに変換する。これを行うには、Click to Add Channels -> Custom in the Logic Analyzerを選択する。

WaveForms.png

WaveForms Logic Analyzer.png

WavForms Logic Analyzer Add Custom.png

Digilent ZYBOをオンにすると、指示がZynqからフラッシュメモリに送られる。その後、ロジックアナライザでブートシーケンスを可視化できる。アプリケーションノートは、Digilent Wikiで入手が可能だ。(https://reference.digilentinc.com/learn/instrumentation/tutorials/zynq-qspi-boot/start)

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